eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

日々のよしなきことどもをつづります。 クリックすると写真が大きくなります。

2017-04

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最近は音楽ばっかり

以前は仕事をしているふりをしてカメラと写真のことばかり考えていた。
でも最近は、音楽とギターのことばかり考えている。
しばらく前から、アコースティックギターがほしい気持ちになっていた。理想としてもTaylerのような、エレアコでシングルカッタウェイ、ボディは少し小ぶりの今風のギターがほしい。K・ヤイリもいいようだ。
それで楽器屋に行って弾いてみた。けっこう高いギター(俺にとっては)も試奏した。15万くらいになると、どの楽器もかなり良い。ネックの握りも力まずに済み、どれも最高にちかい。
しかし、なんだかしっくりこない。どうも音が上品すぎるような気がする。
つまり低音部がすっきりしすぎている。
今弾いているギターがヤマハの古いものだが、わりと低音が厚ぼったい音で、もともとベースを弾いていた俺にはなんだか好ましかった。中低音部にある程度ボリュームがほしい。

ということで、思い切って新宿の山野楽器に手持ちのアコースティックギターを調整に出してみた。
ネックとブリッジの調整と、フレットのすり合わせで、費用は1万円とちょっと。仕上がり具合はTaylerも斯くやという弾きやすさになっていた(当人比)。音も粒がそろってきたかんじ。
それ以来、ギターを弾くのが楽しくなって、暇さえあればギターから音を出していたい気持ちになっている。

そうなると音楽も聞きたくなる。最近はエルビス・コステロを改めて聞いている。
かつて聞いていたのは、アトラクションズと初めて組んだ2ndアルバムばかりだったが、1stを聞くと、これもけっこういい(というか曲はほとんど知っている)。
ちょっと驚いたのだが、バックバンドは、のちのヒューイ・ルイス&ニュースだという。いわれてみれば、そのように聞こえる。
コステロはもともとカントリーが好きだったりして、アメリカ音楽になじみがあるので、けっこうバッキングとしてはまったのだろう。
そういえば、ヒューイ・ルイスは、Bad is badという曲をやっているが、パブロックのデイブ・エドモンズもやっているので、なんとなく記憶に残っていた。
ロンドンにいたときに知り合いだったのだろうか。

まあ、カメラと写真から少し距離をおいているのは、老眼が進んで目で感ずる喜びが薄くなってきたからかもしれない。

認知症と読書

中野の早稲田通り沿いに、しばらく前に古書店できた。https://twitter.com/annaidocoro
中野といえば、ブロードウェー内にまんだらけをはじめとして、何軒か古書店があるが、そこではあまり買わずに、ここで買うことが多いような気がする。

先日入ってみたら作品社の日本の名随筆シリーズが大量に入っていた。ほぼ全冊あっただろうか(全200冊とのこと)。
さっそく手にとり値段を見たら、なんと300円だった。安すぎるように思うが。
いくつかほしいのがあって、結局6冊選んだ。あまり買い占めると他の人が楽しめなくなるから、このくらいにした。
会計のときにお店の人に、ずいぶん安いですねと聞いたら、
以前は500円が相場で、800円くらいの値付けをするものもあったのだが、最近は人気がないので、この値段だそうだ。
なにかさびしい話になったので、なぜ、今日この本を買ったのか、つい話してしまった。

母は認知症なので、短期記憶はほとんどない。しかし昔から読書は好きだったので、何か読むものを探したい、と子は思う。
いろいろ探した結果、日本の名随筆シリーズは認知症の人に向いているように思った。
理由は、一篇が短いので、忘れないうちに読み終えられる。また、ちょっと古い筆者が多いので、年寄りにはなじみがある。内容も渋めだからちょうどよい。
そもそも随筆だから、あまり重い内容ではない(そうであっても軽く書かれている)。若い人でも重い内容のものを読むには体力が必要だが、年寄りには難しい。
こんなふうに思うが、本人ではないので、どう思っているかはわからない。でも楽しんで読んでくれているようだ。

店を出てから思った。
認知症者向けの叢書をどこか出してくれないだろうか。
これからだいぶ需要があるように思うのだが。
必要な条件は上に述べてあるので、ぜひどこかでお願いしたい。

殺人ゲーム ポケモンGO


車中よりポケモンレーダー照射して ときに人の命をゲットす

http://www.asahi.com/articles/ASJDG53YFJDGUGTB009.html
ひき逃げ死亡事故「ポケGOしながら運転」 容疑者供述 2016年12月14日17時20分

 福島県相馬市で起きたひき逃げ死亡事故で、逮捕された容疑者が県警の調べに対し、「ポケモンGOをしながら運転していた」と供述したことが分かった。福島地検は12日、この容疑者を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)と道路交通法違反(ひき逃げ)の罪で起訴した。
(中略)
 県警によると、被告のスマホを解析したところ、事故直前にポケモンGOを操作していた履歴が残っていたという。

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飯田橋くらら劇場

飯田橋の名画座、ギンレイホールのわきにポルノ映画館があって、でも人もあまり入っていなさそうだった。
先日通りがかったら、閉館したようだ。
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田中長徳さんのこと

先日、神田明神そばのギャラリーで田中長徳氏の写真展を見た。
若かりし頃のプラハの写真はモノクロであっても、色彩が感じられるようなはつらつとしたものであったが、近年のはなにか物憂げであった。
好きな写真家なので、ちょっと寂しくなりました。

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富山治夫さんのこと

写真家の富山治夫さんが亡くなった。

かなり以前、直接お話をうかがう機会があったので、そのことを思い出して書いてみる。
・富山治夫さんといえば「現代語感」が名高い。この時の執筆陣は、大江健三郎氏、安部公房氏、飯沢匡氏、井上光晴氏ら、錚々たるメンバーだった。
http://www.tomiyamaharuo.com/japanese/essay_tomiyama.html
執筆陣の文章に負けない写真を撮るために、毎回知恵比べをするような楽しみがあったそうだ。
この企画にはかなり力を入れて取り組んでいたということで、例えば、ライオンの写真を撮るため、襲われる危険性があるにもかかわらず(飼育員は大丈夫だと言ってはいるが)、車外に出て、かなり近寄って撮影したそうだ。
http://blog.canpan.info/tomiyama/archive/104
ここにご本人からの言葉があるが、直接お話ししたとき、広角レンズの画角から、どうしても車内からは撮れないはずだと思って質問したら、そのような答えが返ってきた。
・いろいろな写真集があるが、ちょっと面白いのが創価学会関係のもの。別に富山氏が学会員でもかまわないのであるが、そのへんを聞いてみたら、創価学会のギャラは異例に高額なのだそうだ。だから、依頼された仕事はきちんとこなし、ギャラをたくさんいただいて、自分の好きな写真を撮るという考えであったとのこと。それはそれでいいのではないかと思った。
他には石元泰博氏や立木義浩氏も、学会関係の写真集を撮影しているが、同じような考えなのだろう。
・若いときはなかなか苦労もあった(写真は独学)という。しかし、写真の腕は若いころから確かだったらしく、写真コンテストでは入賞してよく景品を手に入れていたという。
そのころはカメラメーカー主催?の写真コンテストが多く、賞品がカメラであることが多かったが、それらのカメラはすぐに売り払って、生活の足しにしたり、ほしいカメラの資金にしたという。
・デジタル写真については、かなり早い時期からかかわっていた。一口にデジタル写真といっても、何をもってそう言うのか等あいまいなところが多く、なにかの規約?ガイドライン的なものがあるべきというような話だった記憶がある。
・全体に、かなりダンディで若々しい感覚の方だった。ご自宅近くの北新宿を撮影した写真は、失礼ながらお年からは想像できないような非常にモダンなものだった。その時もかなりのお年だったが、現役感があって「最近は大家だとかいかぶられて仕事が少なくなって困る。依頼があれば、どんどん仕事は受けるのだが」などと言っておられた。

ご冥福をお祈りいたします。

写真展「火・風ノ貌」(六田知弘)について

写真家の六田知弘さんの「火・風ノ貌」展が、東京京橋の加島美術で開催されている。
http://www.muda-photo.com/topics/index.html#T160909-1
http://www.kashima-arts.co.jp/events/ka-fu_no_bo/index.html

この方の写真に非常に惹かれるものがあり、何度かここでもとりあげた。
http://eeldog.blog12.fc2.com/blog-entry-847.html
http://eeldog.blog12.fc2.com/blog-entry-848.html
http://eeldog.blog12.fc2.com/blog-entry-851.html
また、加島美術では「水ノ貌」(2014)、「地・空ノ貌」(2015)と連続して展示しており、今回が一つの締めくくりになるかと思う。
※「地水火風空」の五元素をとりあげてきた。

先日、ギャラリートークのある日に合わせて見に行った。
六田さんの写真展では、見るたびにちょっと言葉にしがたい心の動きを得るのだが、今回は、ことさらにそうだった。
けれど心の動きに従って、なんとか言葉でトレースしてみよう。

まず1階の展示を概観する。大別すると火(炎)にかかわる写真群と、風にかかわると思われる写真群がある。
火にかかわるものを見ると、まず遠近感が失われる感覚があった。刀鍛冶の玉鋼?を鍛錬するときのモノクロ写真は、一見すると宇宙の星雲のようでもあり、ほむらとそのなかの火の粉のようにも見える。
極大と極小がひとつの写真から感じられて、めまいのような感覚があった。同じように暗闇のなかに赤い火が点在する写真(台湾の寺院の線香とのことだった)を見ていると、近いのか遠いのか、大きいのか小さいのかよく分からなくなる。
そのそばにある斜光線で浮かび上がるコケとその上の木の葉の写真を見ると、ごく小さいはずのものが鮮明に拡大されていて、ここでまた遠近感を失う。
また風に吹かれた後の草むら(カラー)を見ると、田舎で見慣れていたはずの風景なのに、なにか異界に通じるような気配を感じた。雨に濡れた木の芽(カラー)を見ても、知っているはずなのに、違和感があるような気がする。
果たして、火の写真と、風の写真は関係があるのかないのか、あればどう関係しているのか。よく分からないままに2階の展示を見た。
モノクロの温泉(湯気の立った池)の写真を見たときに、なにか、そこはこの世ではないような気がしてきた。
前方を歩く馬を後ろから見たモノクロ写真(しっぽが揺れていて、全体にぶれている)を見ると、この馬に導かれてこの世ならぬ世界に行ってしまいそうな気がする。
そう思って、改めて見ると、どの写真も何か異界を感じさせるように思えてきた。

「遠近法」perspectiveは、きわめて知性的な働きによるもので、その見方を採用することは理性的、論理的世界を生きることではないかと思う。また、perspectiveという言葉には、視野という意味合いもあり、目に映る事物、世界を理性的にある種の秩序によって再構築して理解するということではないかと思う。
しかし目に映るものは、ほんとうにそれだけなのだろうか。

遠近法が狂った世界にいったん入り込んで、そこから改めてまわりを見ると、いつも見ているものとは違う様相が現れてきた、ということを疑似体験させてくれるような写真ではないかと思えてきた。
「疑似体験」という言葉を使ったのは、普通の人はこういうことはできないし、できてしまったら社会生活が送れなくなるだろうから。理性によって構築された社会(養老孟司のいう脳化社会、というかどの社会も理性=logicによって構築されている)の約束事を離れたものは狂人といわれる。
しかし、今見ているものだけではない世界を垣間見ることができる瞬間があるのではないか。

六田さんに、ヒマラヤのシェルパと共に生活した際の写真をまとめた「ひかりの素足」という写真集がある。そのなかに、六田さんの言葉で「現地での生活は生と死の境界があいまいだ」(大意)という一節があった。
現実の薄皮を一枚剥ぐと、じつはそのような世界が広がっているのではないか。

家に帰る道すがら、このようなことに通ずる和歌があったような気がして、いろいろ考えていたが、それは鶴見和子の晩年の歌だった。
http://h-kishi.sakura.ne.jp/kokoro-273.htm

生と死のあわいに棲みていみじくも
       ものの相(すがた)のするどき気配

現実世界から一枚、論理というベールを剥ぐと、そこには生と死の境界があいまいな世界が広がっている。
本当はそれが真の姿で、それを論理で糊塗して日常生活を送っている。
この歌は、人間の考え(論理)によってとらえた世界(=日常の世界)以前の「前論理」の世界(生も死も同じレベルにある)を、通常の論理を超えた「超論理」でとらえた歌ではないか。
そこでは、事物、あるいは世界は固定化されたものではなく、おそらく現象として存在しており、気配としてとらえられるのみ、ということを言っているように思える。

この写真展に重なるものがあると思った。

新しいカメラ

これまで使っていたリコーGR(初代、2005年発売)がとうとう壊れて、GR2(2007年とのこと)を買ってきた。
しかし、買ってしばらくすると、レンズ内にホコリが入ったらしく、撮った映像にもはっきりわかるようになってしまった。
(どうもこれは、持病らしい)
いろいろ調べたら、掃除機でレンズ部分を吸引するというやり方が見つかって、強引だがやってみた。
概ね除去できたが、まだ残っていて、撮影時にちょっとブルーになる。
けど、いいカメラです。

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じつは友人にオリンパスXA(ストロボ付き)をいただいたが、これの持病のシャッターがきれない不具合があり、うれしいような悲しいような気持ちでR。

windows10へのアップグレード(メモリーを外したら成功の巻)

もうじき無料アップグレード期間も終了だが、もしうまくいかなくて困っている人がいたら。
こういう風にやったら上手くいったという事例です。

会社で使っているwindows7、64bit機は、自作マシン(とはいえ俺が組んだのではない)でメモリーを4M積んでいる。
なぜか、時々青画面が出て俺の顔も青くなる。
スペックを確認したところCPUなど、windows10に適合しているはずであったが何度やっても途中で失敗し、自動的にwindows7にロールバックする。
あるところで、メモリーを外したら成功したとあったので、試したらOKでした。
具体的には、メモリーを0にすると起動すらしないので、1枚刺しにしました。
でも後で、「page fault in non paged area」が出てしまった。

もう時間もあまりありませんが、行き詰ったら試してみてもいいかと思います。
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