eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

日々のよしなきことどもをつづります。 クリックすると写真が大きくなります。

2017-06

恩師とはありがたきものなり‏

昨年末、高校時代に現代国語を教えていただいた若松丈太郎先生のご自宅を訪問した。
もちろん数十年前のことだから、覚えておられるはずもなく、しかし、その当時いただいた手紙ひとつを頼りにして、ご連絡した。

震災と原発事故という、考えてもどうにもならないようなことを、しかし考えざるを得ないことについてなど、いろいろとお話を聞いていただき、心のなかに落ち着きどころが少し出来た。また先生のお考えをうかがうことが出来て、本当にかけがえのない時間であった。

いろいろとお話はあったのだが、ひとつだけ書いてみたい。
俺は、震災の翌年からアンゲロプロスの映画に熱中してきたが、先生の詩のなかにアンゲロプロスの映画の場面が描写されていたので、そのあたりをうかがってみた。
すると、先生は、アンゲロプロスの映画には影響を受けた部分があるそうで、詩集「越境する霧」のタイトルはアンゲロプロスからとったものである。
「越境」という言葉には国境、時間、民族。さまざまな境界線という意味をこめられていて、それはそのままアンゲロプロスの映画のテーマにつながる。
また、「霧」というのは、ずばり「霧の中の風景」という映画もあるくらいで、アンゲロプロス作品には欠かせない要素である。
このようなところで先生と重なる部分があり、うれしかった。

持参の詩集にご署名をいただいた。また新刊の詩集をいただいた。
こちらからは六田知弘さんの写真集「時のイコン」を渡した。

新刊は「わが大地よ、ああ」(土曜美術社)です。一度手にとって見てください。
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