eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

日々のよしなきことどもをつづります。 クリックすると写真が大きくなります。

2017-06

復興に向けて 飯舘村山津見神社

昨年4月に山津見神社の火災の記事を書いた。
「飯舘村山津見神社の火災」
http://eeldog.blog12.fc2.com/blog-entry-743.html

その後どうなったかと思っていたが、相馬市の郷土研究会「エオヒップス」(古代馬という意味らしい)会報を読んだら、天井画の狼はすべて撮影済みで、天井絵の復元プロジェクトが進んでいることを知った。
また、境内の除染も行われており、来春には竣工の計画が進められているとのことであった。
失われたものが元に戻るわけではないが、何かを取り戻す兆しのような気がして、うれしいニュースだった。


・山津見神社天井絵復元プロジェクト
http://www.fukushima-saisei.jp/app-def/S-102/madei/wp-content/uploads/2014/08/20140525_poster24_KatoKumi.pdf

・河北新報記事「オオカミ絵、第1作披露 山津見神社」
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201410/20141006_63003.html
(以下引用)
福島第1原発事故で全村避難が続く福島県飯舘村。昨年4月に拝殿が全焼し、先月再建工事が始まった同村佐須の山津見神社で、失われたオオカミの天井絵復元に向けた第1作がこのほど披露された。賛同する日本画家が描いた迫力ある絵。氏子会や支援者らは、来年5月の拝殿完成に向けて復元プロジェクトを発足させることを決め、資金を募る活動などを検討する。
 オオカミは、同神社がまつる山の神の使いとされ、焼けた拝殿の天井のます目に約240枚の絵があった。110年前、旧相馬中村藩の元御用絵師が描いたと伝わる。
 新たな絵は、復元に協力する東京芸大出身の志田展哉さん(41)=川崎市=が描き、先月30日、仮社務所での氏子と支援者の検討会に持参した。
 目と牙をむいて、敵に向かって威嚇するようにほえるオオカミの姿で、日本画伝統の染料と金箔(きんぱく)を用い、45センチ四方の杉板いっぱいに描いた。
 元絵は、昨年4月の神社焼失の2カ月前、天井絵を調べた和歌山大の研究者の一人、サイモン・ワーンさん(57)が撮影した記録画像の1枚。コンピューターで作風を調べ、忠実に再現した。
 「画材の板の準備や、『にじみ止め』のミョウバンを両面に塗って乾かす時間も入れて、1枚の制作に2週間かかった」と志田さんは言う。制作費は「手間暇を今の常識で評価すれば、1枚が10万~15万円」になる。
 再建される拝殿の設計では、天井には計190枚の絵が飾られる。「お金でなく、復元に共鳴する画家仲間を集めたい」と志田さんは話した。
 全戸が神社の氏子である佐須地区は、原発事故後、住民の避難生活が続く。総代の農業菅野永徳さん(75)は「天井絵の復元は、復興の歩みと同じ。何年かかっても、少しずつでも進め、後世につながる活動にしよう」と語った。
 今後、氏子会が主体になり、佐須を拠点に住民を支援するNPO法人ふくしま再生の会(田尾陽一理事長)などとプロジェクト組織をつくる。
 震災前に2、3万人が参拝した全国の信者や、オオカミに愛着を持つ人々の双方が共感し、参加できる「現代版の奉納」などを検討するという。
2014年10月06日月曜日
(引用終わり)
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