eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

日々のよしなきことどもをつづります。 クリックすると写真が大きくなります。

2017-09

原平さんのおねしょ

赤瀬川原平さんが亡くなった。
しばらく前からアサヒカメラの連載が再掲載ものになっていたので、つまり新規に原稿を書くことができない状態だったので、あまり容体が良くないだろうとは思っていた。
そのせいか自分の心の準備ができていたらしく、それほどのショックはなかったが、しみじみとさびしい。
尾辻克彦名義で「父が消えた」という作品があったり、なんとなくこの方もいずれふっと消えていくような予感があった。

この方については、いろいろと考えるところがあって(というかファンで)、1995年に名古屋市美術館で開催した「赤瀬川原平の冒険 脳内リゾート開発大作戦」をわざわざ新幹線で見にいったこともある。


ところで、以前から気になっていたことがある。赤瀬川氏は、中学生になってもおねしょが治らず、畳を何枚もダメにしたと自分で書いている。その気になってみると、身近な人もふくめて、おねしょの上りが遅かった人に共通する点が何かあるような気がしていた(「身近な人」には、俺自身も含まれるわけだが…)。

そこでちょっと調べてみると、こんな話があった。
脳科学者はかく稽う【澤口俊之のオフィシャルブログ】
【10/01/03】坂本龍馬の脳は遅延発達?
抜粋すると、
「脳の発達が遅いことを「遅延発達(delayed-development)」というが,これはネオテニーとほぼ同義である。そして,遅延発達する脳をもつ人ほど知的能力が高い。「超知能」をもつ人は,普通の知能をもつ人よりも5歳ほど脳の発達が遅いのである。
そして--これが重要なことだが--,遅延発達が起こる主な脳領域は前頭連合野である,ということだ。しかも,好奇心や社会性,そして未来志向性に深く関わる脳領域で遅延発達は顕著である。

おしっこをガマンできるのは,霊長類ではヒトだけがもつ高度な脳機能で,そのセンターは前頭連合野内(外側下部)にある。したがって,全てではないとしても,おねしょが治るのが遅い人の前頭連合野は遅延発達である,ということができる。」
http://toshi-sawaguchi.life.coocan.jp/blog/2010/01/100103.html

つまり、おねしょが治るのが遅い人は頭が良い(ほんと?)という結論であり、その例として坂本龍馬があげられている。

この科学的?見解はちょっと言い過ぎな気もするが、それでも、おねしょで悩んだことがある人はあまり声高に語らないような印象がある。またなんとなく思慮深いような気もする。
その理由を自分なりに考えると、肉体が精神を裏切ること(おねしょするのが嫌なのに、ああ今日もまた…)を毎朝経験するうちに、自己を省みるようになるからではないか、と思っているのだが。

俺としてはおねしょの治りが遅かった著名人のリストを見てみたい。
その筆頭に赤瀬川氏が来てもいいように思う。

なんかふざけたような文章ですが、帰ったら赤瀬川氏が激賞していたKodak Retinaのシャッターを切ろうと思う(俺のは3c)。
追悼空シャッターとでもいうべきか。
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