eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

日々のよしなきことどもをつづります。 クリックすると写真が大きくなります。

2017-05

Lou Reedが亡くなった。

Lou Reed ルー・リードが亡くなった。
71歳、肝臓障害だったという。
昔JAMという音楽雑誌(シンコーミュージック)があって、そのインタビュー記事のルー・リードは蕎麦粉のパンケーキにサワークリーム、そのうえにキャビアをのせたのをツマミに、ウオツカを飲んでいた。白いおクスリの歌(Heroin)もあるくらいなので、肝臓には相当な負担がかかっていたのだろうか。

ルー・リードには熱狂的なファンがおられて、俺はそれほどでもなかったはずであるが、なぜか2000年と2003年のライブを見ている。
2000年は、「Ecstasy」発売直後で、たまたまこのCDを聴いたら、どうしても生で見たくなった。たしか渋谷公会堂で見た記憶がある。大変にすばらしいライブだった。あまりに良すぎて記憶を確かめるためにあまり買わないbootlegも買ったな。http://dangerbird.tripod.com/reed/Albumlist/liveinjp.htm
次の2003年のライブは、ドラムレスでその代わりといってはなんだが、カンフーマスター?がステージで踊っていた。演奏、曲目ともに良かったのだが、カンフーマスターに注意をそがれることがあった。それでもライブの後半では演奏とカンフーダンス?が一体化してなるほどと思った。

ルー・リードの偉大さ、とくにロックンロールに芸術としての詩を持ち込んだことについてはいろいろな人が語るだろうから、ここでは語らないし、そんなに英語が分かるわけでもないので、そもそも語れない。
でも、音の世界は言語はあまり関係ないので語れるだろう。
彼のギターの音は、唯一無二の世界を持っていて、Neil Youngと同じレベルの独自性を持っている。指先の技量で勝る人はいくらでもいるが、あの音は独自のものである。
俺に言わせれば、エレクトリック・ギターに生音はありえるのか、ということを誠実に考えていたのではないかと思う。エレクトリック・ギターはほとんどの場合、生音を加工(歪ませる、トーンを変える、リバーブ等)して発音している(発音の使い方がおかしいか?)。
よく「エレキはギターアンプまでが楽器」といわれるが、アンプによって歪ませたギター音こそがエレキの音だとしたら、ギター自体は単なる発振機だろうか。つまり、ある波形・振動を出す機能があれば、音色がどうでも別にかまわないのではないかという発想にたどり着く。
たしかDEVOの使っていたギターは、ネックとその幅だけのボディのギターだった。
http://myrareguitars.com/the-devo-guitar-guideの1枚目中央、2枚目左側のベース。
DEVOはインテリのコンセプトバンドだったから、いろいろ考えがあったのだろう。
※似て非なるものに、スタインバーガーのヘッドレスギターがあるが、あれは音響的に良く出来ているそうなので、ちょっと違う。

一方で、エレキの本来の音を追求したと思われるのが、デビュー時のGang Of Four。そしてギター・オーケストラのGlenn brancaグレンブランカではないかと思っている。




どちらも、アンプにギターを直で挿したような音だが、しかし実際にそうしてもこういう音は出ない。ラフなようでよく選択された音だと思う。
ルー・リードのギター音に対する(異常な)こだわりは、「Metal Machine Music」でよく分かる。


しかし、それ以上に普通の曲のギターの音が実に良い。
歪み系では、


シンプルな音では、



ところで、Gang of FourのCDを買ったら、おまけにライブ演奏がついていて、ルー・リードの「Sweet Jane」をやっていた。




ここでお話がつながりました。

今日は、「Ecstasy」のオーストラリア版・versionを聴いています。これはおまけに1997年のロンドンでのライブが入っていて名曲ぞろい。ギターは歪まない音で、このころはやっていたアンプラグド的雰囲気がある(実際はつないでいるけど)。

下の曲にあるように、こよなく愛したdirty boulevard=New Yorkからfly awayしたのであるが、それにしても71歳は若かった。メタリカとの共演版を聴いていないので、というのはメタリカはヘビメタなので敬遠していたので、食わず嫌いせずに聴いてみようと思う。
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