eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

日々のよしなきことどもをつづります。 クリックすると写真が大きくなります。

2017-06

70年目の米本土攻撃(実際は69年目)ってか

太平洋戦争中に、物資に乏しく劣勢明らかな日本は、ジェット気流に爆弾付きの風船を乗せてアメリカ本土を爆撃しようとした。このころアメリカはB29をバンバン飛ばしていたわけだが。
昭和19年(1944年)11月に、この風船は発射?され、翌年5月オレゴン州に飛来し、民間人が爆死した(女性1名子供6名)。貧弱極まりないくせに、非戦闘員を殺傷するなど、バカバカしいようにみえて悪質である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E8%88%B9%E7%88%86%E5%BC%BE

この風船爆弾以来、2001年の911、アメリカ同時多発テロ事件まで、アメリカ本土は爆撃されたことがなかったという話を聞いたことがある。

さて、現在は平成25年(2013年)、2011年の福島原発事故以来、原子炉冷却によって生じる汚染水の問題は、ずっと問題視されてきていた。しかし東電と民主、自民両政権は真剣に向き合わず、オリンピック招致の段になって、やっと諸外国が重大な問題視をしていることに気付いたが、すでに手の打ちようがない段階に近づきつつある。このことは「あるいは酒、ではなくトリチウムでいっぱいの海」や、「太平洋の黒潮と親潮がぶつかるあたり」でとりあげている。

さて、福島第一原発事故による放射能汚染水がとうとう太平洋に流れ出した。その結果、太平洋は汚染された海となり、1177日(約3年)後にアメリカ本土西海岸に到達、3854日(約11年)後には、むしろアメリカ付近のほうが汚染がひどくなる(ようにも見える)。
http://i.imgur.com/EK143VO.jpg
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-2309.html
http://www.geomar.de/en/news/article/fukushima-wo-bleibt-das-radioaktive-wasser/

これをどう見るか。
東京電力と日本の政治家と官僚によって、誰のものでもないはずの大洋が汚され、また日本に限定せずとも、太平洋に面した国々の食卓を支えた食材の供給が困難になる(もしくは覚悟して食べる)ことは、悲しく、また他国の方々と未来の人々に対して申し訳ないことだと思う。

しかし、一方で開き直った悪魔のささやきがないでもない。
というのは、日本に原爆を落として「頻りに無辜を殺傷し」、また戦勝国のごり押しによって原発を押し付けたのはまぎれもなくアメリカ合衆国である。
東京電力が、日本国に抱き付き心中を仕掛けているのと同様に、日本はアメリカ合衆国に抱き付き心中を迫っているようにも思える。
言い方をかえれば、風船爆弾70年目にして、再び米本土を汚染水によって攻撃しているように見えなくはない。
この結末は、再び日本が焼け野原(もしくは同様の状態)になるのか、それともアメリカ様が無理心中に付き合ってくれるのか。
ちなみに風船爆弾の発射基地のひとつは、福島県いわき市の勿来で、これは福島第一原発にほど近いところである。

それにしても、とばっちりを受けるまわりの人と未来の人に申し訳なくてしょうがない。

俺は俺で、毒水がいきわたらぬうちに、濃くなる前に、魚を食べておきたいと思ってる。ちなみにすでに近海物は避けてます。とくに戻りガツオとかおいしいけれど、福島県沖を通って、関東付近で獲ったものなんか、あんまり食べたい気持はしません。さんまなんかもどうなんだろうね。
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