eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

日々のよしなきことどもをつづります。 クリックすると写真が大きくなります。

2017-07

日本満州化計画 by 安倍総理、ではなくて、吉田所長死す。

安倍さんの祖父さんの岸信介元総理は、旧満州国で辣腕をふるっていたが、敗戦でA級戦犯容疑者となり、冷戦に救われて辛くも逃れた。今、安倍総理の目指しているところが、なんだか、祖父さんが満州でやり残したことを日本でやり直そうとしているように見えて仕方がない。
と書きつごうと思ったが、福島第一原発の吉田昌郎元所長が亡くなった。

この人については、いろいろ思うところがある。
一つは、原子力設備管理部長であったときに、津波対策用の防波堤かさ上げに反対して工事を見送りさせたことである。地震の段階で、原子炉の配管もだいぶやられていたという話もあるが、それにしても、外部からの送電線倒壊があったとしても非常用発電機や電源盤が水没しなければ、もう少しどうにかなっただろう(全電源喪失という事態は避けられ、メルトダウンまで行かなかった可能性もある)。
もう一方では、震災当時の原発所長として、逃げ出さずに事に対処した。ちなみに福一原発に駐在していた原子力保安院の検査官2人(4人という説もあり)は、地震直後に郡山まで逃げているのとは対照的だ(ちなみにこの検査官らの名前はネット上ではまだ見つけられない)。
http://realtime.wsj.com/japan/2013/03/07/%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%81%97%E3%81%9F%E6%97%A5%E6%9C%AC%E2%80%95%E8%88%B9%E6%A9%8B%E6%B4%8B%E4%B8%80%E6%B0%8F%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC/

吉田所長の死因は以下の通り。
(引用)
 11年11月中旬、健康診断で食道がんが見つかり、12月1日付で所長職を退いた。その後、体調が回復し復帰の意向を周囲にもらしていたが、12年7月に脳出血で倒れ、自宅療養を続けていた。吉田さんの事故後からの被ばく線量は約70ミリシーベルト。東電広報部は「担当医の診断の結果、死去と被ばくとの直接的な関係はない」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130709-00000047-mai-soci
(引用終わり)

事故対応による強烈なストレスによって命を縮めてしまったのだろうが、放射能障害も皆無とはいえないのではないかと思っている。

まあ、終わりの始まりでなければ良いのだが。

この件、福一原発で作業しているらしいHappy11311氏が書いているので、それでいいのかもしれない。
https://twitter.com/Happy11311/status/354574729341976576
https://twitter.com/Happy11311/status/354574794118799361
https://twitter.com/Happy11311/status/354574849886269440
https://twitter.com/Happy11311/status/354575104514068482

【7月12日追記】
中井久夫先生の本に、神戸の震災のときに現場で初動の対応をして、その後の道筋をつけた方が、長生きはできなかったという記述があった。2日間不眠不休で診療所に立てこもって治療をした人、数百人の検死を行った検死官など、地味ではあるが重要な役割を担った人たち。吉田元所長は有名人だからニュースになったが、そうではなくて、ひっそりと病を得たり、亡くなっている人も多かろうと思う。
郷里の友人も病気が見つかったのだが、強烈なストレスが引き起こしたものだろう。やさしい人だから、そのぶん、心身が傷ついたのだな。
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