eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

日々のよしなきことどもをつづります。 クリックすると写真が大きくなります。

2017-05

ノストラダムスが懐かしい。

昔、五島勉という人が書いた「ノストラダムスの大予言」というシリーズがずいぶん話題になっていた。けっこう売れたのではないだろうか(全部で10巻あるそうです)。俺も小学校の高学年のころに買っていた覚えがある。
結局、1999年の7の月にアンゴルモアの恐怖の大王は訪れず、ちょっとは関係ありそうに見えたコンピュータの2000年問題も前評判ほどの大騒ぎにはならず、ごく普通に西暦2000年を迎えてしまった。
もっとも2000年のころにはすでに社会に出て働き出してからだいぶたっていたので、何をいまさらという気持ちであった。

しかし、いま振り返ってみると、あのようなたわいもないことで、面白がったり怖がったりしていたころが懐かしくてしかたがない。

311の大震災以来、災厄が現実のものとなり、原発事故の収束のめどは立たず、故郷喪失者は、人生の残り時間と除染にかかる時間の競争に巻き込まれた。
また、やっぱりというか、とうとう汚染された地下水が本格的に太平洋に流失してきた。
(以下引用)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130707-00000041-jij-soci
海近くでトリチウム最高濃度=地下水で上昇、福島第1―東電
時事通信 7月7日(日)14時0分配信

 東京電力は7日、福島第1原発の港湾近くの観測用井戸で5日に採取した地下水から、1リットル当たり60万ベクレルの放射性トリチウム(三重水素)を検出したと発表した。これまでで最も高い濃度という。
 この井戸は港湾から約6メートル西にあり、現在ある観測用井戸5カ所の中で最も海に近い。1日に同じ場所で採取した地下水のトリチウム濃度は同51万ベクレルだった。また、1~4号機取水口北側の海ではトリチウム濃度が上昇傾向を示しており、3日に採取した海水で同2300ベクレルと過去最高だった。
 東電は「データを蓄積している段階で、海へ流出しているかどうかは判断できない」としているが、地下で汚染がどのように拡大しているか把握できていない状況だ。

また、福島民友紙によれば、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130708-00010001-minyu-l07
東電によると、トリチウムは自然界にも存在し体内に蓄積しにくいため、健康への影響は比較的小さいという。
(引用終わり)

トリチウムは「健康への影響は比較的小さい」そうだが、トリチウムだけが海に流出するわけではないだろう。
また、あれだけひどい目にあっているのに(と思っているのは身近に被害を受けた者だけか)、原発を再稼動したくてたまらない人も一定数いるようで、そう思えば、ノストラダムスの予言を怖がっていたころが牧歌的に思えてくる。
もっとも、この「大予言」が売れていたのは70年代で、そのころ原発も盛んに建設されていたから、五島氏の予言もまったく大外れではなかったのかもしれない、ナンテナ。

【7月12日追記】
先日この記事で「トリチウムだけが海に流出するわけではないだろう」と書いたが、やはりというか当然というか、海側の井戸で、ストロンチウムやセシウム137(半減期30年)が基準値をはるかに超える数値で検出された。やっぱりメルトダウンした炉心を冷却する水と地下水が入り混じって、太平洋にダダ漏れしているんだろう。世界有数の漁場を汚染した罪は深い。

(以下引用)
地下水汚染、南に拡大=福島第1、ストロンチウムなど―東電
時事通信 7月12日(金)10時1分配信

 東京電力福島第1原発の地下水や港湾内の海水で高濃度の放射性物質が検出されている問題で、東電は12日、3号機タービン建屋近くの海側の観測用井戸で11日に採取した地下水から、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり1400ベクレル検出されたと発表した。
 この井戸は海側に設置されている中で最も南にあり、ここ数カ月はベータ線を出す放射性物質に関して検出限界値未満の状態が続いていた。地下水の汚染がさらに拡大していることが明らかになった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130712-00000035-jij-soci

セシウム濃度最大1億ベクレル 第一原発立て坑内汚染水
福島民報 7月12日(金)9時41分配信

 東京電力福島第一原発3号機タービン建屋とポンプ室につながる立て坑内で、汚染水の放射性セシウム137の濃度は一リットル当たり最大で1億ベクレルだった。東電が11日、測定結果を発表した。 
 東電は水面から1メートル、1メートル、13メートルの3地点で測定。濃度が最も高かったのは1メートル地点で、最も低かったのは13メートル地点の6200万ベクレルだった。セシウム134の最大値は水面から1メートル地点の5000万ベクレルだった。 
 立て坑は海から約百メートル。東電は井戸水から検出されている高濃度放射性物質との因果関係を調べている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130712-00000004-fminpo-l07
(引用終わり) 

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://eeldog.blog12.fc2.com/tb.php/755-44de50ac

人気ブログランキングへ

 | HOME | 

MONTHLY

CATEGORIES

     

RECENT ENTRIES

RECENT COMMENTS

RECENT TRACKBACKS

APPENDIX

鰻犬堂

鰻犬堂

FC2Ad