eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

日々のよしなきことどもをつづります。 クリックすると写真が大きくなります。

2017-07

NHK「こころの時代」

1月17日の前後から、阪神大震災の写真がいくつか取り上げられていて、そのなかでも生田神社の拝殿が壊れた様子が目に残った。
例えば、このなかのはじめの3、4枚のような写真です。「生田神社 震災
これを何というべきか。まるで飛び立とうとした鳥が崩れ伏したような、悲惨とも崇高ともいえるような有様だった。

今日NHKの教育テレビ「こころの時代」で、生田神社宮司の加藤隆久氏が、震災からの再建について話をしていた。そのなかで、この崩れた拝殿について、こう詠んでいた。

うるはしき唐破風持ちし拝殿は 地上に這いて獣のごとし

加藤宮司の目には「獣のごとし」とうつったのだろう。

加藤宮司の父上は、あちこちの神社を再建したという。生田神社は水害、空襲、地震でなんども壊れ、そのたび再建された。なにやら因縁めいたものを感じた。
この番組では、ほかに祭りの大切さや日ごろの心掛け等について話されていた。
祭りはもともとイデオロギーや利害等関係なく、老若男女が集うことによって活気が生まれるということで、阪神大震災の翌年、シンディー・ローパーがコンサートのときに神戸が好きになったので、豆撒きにやってきたりしたという。
また「清く正しく美しく」とはよく聞くが、加藤宮司は「清く明るく正しく直く」と言っていた(神道ではよく言うらしい)。

他に紹介されていた歌は、以下だったと思う(TVは録画せず、あとでネットから歌を拾いだした)。

朝まだき 床持ち上ぐる上下動 怒濤の如き南北の揺れ
マグニチュード七・二てふ大地震(なゐ)は 神戸の街を崩(く)ゑ散(は)らかせり
あのビルもこの家もまたかの店も 瓦礫と化して蹲(うずくま)りたる


この番組、見て良かったです。
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