eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

日々のよしなきことどもをつづります。 クリックすると写真が大きくなります。

2017-11

民主党と排除の構造

以下、けっこう適当に思い付きで書いたので、さらっと読んでください。妄言ですw

人間集団のとらえ方に、「理念追求型集団」と「利益追求型集団」に大別されるという説がある。もちろんこれ以外にもいろいろ言えるのだが、ひとまずそう前提する。
例えば行政組織は、市民の幸福を追及するという理念を追及する集団であるはずだし、普通の企業は利益を追及する集団であろう。
ただし、往々にして理念追求型であったはずの集団が、自らの利益を追及する集団になってしまうことがあるという。例えば「省益あって国益なし」というような、省庁の独善性をいう言葉があった(ある)。自らの省庁の保身と拡大ばかりが念頭にあって、仕えるべき国民が不在になっている。さて、現状はどうか。

ところで、先日の選挙では民主党が大敗した。そうだろうなとは思ってはいたが、これほどの大敗とも予想しなかった。一方自民党は大勝した。

民主党のこれまでの経緯をみると、人集め担当の小沢氏、出資担当の鳩山氏の二人が中心となり、保守系の政治家から、リベラル~多少左翼的な労働組合関係者までを幅広く糾合させ、大きな集団を作ることに成功した。
しかし、2009年の衆院選に大勝して以降は、理念に合わない(民主党らしくない)とされる人々をどんどん排除しだし、最終的には創設者の2人までを追い出した。
これでは、人間集団の内容が浅く薄くなり、魅力と能力がなくなる。そして今回の選挙では大敗した。
このようなことは理念追求型の集団には時折あるようで、例えば連合赤軍事件など理念(とされるもの、実態は思い込みや感情のもつれなど)に適合しないと思われる人をどんどん排除していった。この場合の排除はリンチであったので凄惨な事件となった。これの大規模なものが文化大革命であり、スターリン主義であったともいえる。
しかし、スターリン台頭以前、トロツキーが元気であったころは、社会主義リアリズムとはむしろ反対であるような文化活動をするフォルマリストらの芸術家たちも「同伴者」として排除しなかった。

一方自民党は保守政党であり、保守であるということは基本的には現状肯定・追認であろう(そこからの改善による更なる利益が目標であろうが)。現状肯定的であることは、基本的には理念は不要である。また利益をおなじにすれば、排除よりはむしろ互いに集まろうとするだろう。例えば同業他社は本来ライバルであるはずだが業界団体を作れば互いにとって利益となるので、互いを排除し合わずに、むしろ集団を作ろうとする。

実態はわからないが、普通の市民からすると民主党は多様性を失ったように見え、その対照として自民党は多様性を失っていないように見えたのかもしれない。そもそもかつての自民党(小泉氏より前)は左右かなり幅広い人材をそろえていたことも合わせて思い出されたろう。
ちなみに排除の構造に陥った小泉氏は郵政選挙では大勝したが、その結果痩せた自民党は次の麻生内閣では大敗した。

今のところ、自民党政権下では原発廃絶は足踏みしそうに見える。自民党政権下でも粛々と原発廃絶してくれればそれでもいいが、そうでないなら政権交代が必要であろう。
そのためには、理念追求的でありながら排除の理論ではない政党・政治集団が現れなければならない、などと考えてみた。
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