eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

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2017-04

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勅撰震災和歌集とはいわないが

以前、勅撰震災和歌集を編んでほしいということを書いたが、朝日俳壇2012年10月14日付けに、こういう歌があった。

ほんとうのことはほんとはわからないわからないまま談笑しており (仙台市 江川森歩)

この方の以前の作品を見ると、日常生活や恋愛っぽい歌が目に付いたので、そういう趣旨の歌かも知れず、また仙台という土地柄を見ると震災に関係あるようにも読め、またそれ以前に人間関係一般についての歌に読める。
俺としては、この文章で書いたことを一首で詠んでしまったように思えた。


実は、昨年3月以降の新聞の歌壇ページを半年分ほどコピーしたことがあった。勅撰集というのは、室町時代の新続古今和歌集以来600年絶えているので、まあ無理なのはわかっているが、昭和万葉集というのもあるので民草の歌を草莽がまとめるようなことがあってもいいと思ったのだ。しかし、実際に歌を見ると、読み方によっては震災に関係するとも、そこまで結び付けないほうがよいとも読める歌が多く、挫折してしまった。たぶん一人でできる仕事ではないのだろう。
ただ、河北新報で選者をされている佐藤通雅さんの仕事は、これに通ずるものだろう。たとえば、「ドキュメント 震災三十一文字 鎮魂と希望」(NHK出版)など。

震災、原発事故への対応は物質的、制度的なものが先立つだろうし、そのあとでカウンセリングなどもあろうが、そこからはこぼれてしまうような、とりあげきれないような心の問題が取り残されてはならない。それをするのが芸術の仕事なのではないかと思うのです。
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