eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

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2017-07

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アンゲロプロス映画と音楽

「アレクサンダー大王」を再度見てから気付いたのだが、アンゲロプロス監督は音楽シーンに特別の味がある。
監督自身も音楽好きだったのではなかろうか。「ユリシーズ」で旧友と会う場面で「ミンガスに乾杯」というセリフがある。ミンガス=チャールズ・ミンガスのこと。偉大なるジャズベーシストでバンドマスター。フランク・ザッパはむしろ「白いミンガス」といったらぴったりくる。

さて、「旅芸人」は細かいところは忘れたが、旅芸人だけあって、全編、歌舞音曲に満ちている。それだけでも高揚する。もう一度見る予定なので、その辺もじっくり見よう。
「アレクサンダー大王」は、大王が村に帰って歓迎パーティーが催されるが、そこで大王の義理の娘が踊るシーンがすばらしい。そのほかに、歌うシーンがいくつか出てくるが、いずれも意味が重い。イタリア人アナーキストは、イタリア人らしく、アナーキストらしく歌い、大王の手下は、山賊らしく武骨で野卑な踊りをし、イギリス貴族はパブリックスクールの歌を歌う。3人の楽隊(バイオリン、クラリネット?、タンバリン)は、アジア系の響きの音楽を奏でる。
「ユリシーズ」は、年越しパーティーの場面がすばらしい。曲は「蛍の光」だけど、「オールド・ラング・サインAuld Lang Syne」です。wikipediaに詳細あり。「シテール島」にも町の楽団がでてくる。
しかし、「蜂の旅人」「霧の中」になると、現代のポップスが使われているのだが、これが異常にかっこわるいように思う。前にあげた作品では、音楽のシーンは特別の意味が込められているように思うが、この2作品では単なるBGM的にしか思えない。

とかいいながら、実はギリシャの荒涼とした風景、貧しい家並みの場面が一番好きだったりする。
渋谷で「エレニの旅」をやるので今から楽しみです。
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