eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

日々のよしなきことどもをつづります。 クリックすると写真が大きくなります。

2017-06

古本屋との3連戦、1勝1敗1分

以前ほどではないが、ぽつりぽつりと古本屋で品定めしているのが好きだ。先日探していた本を見つけたので、このところの勝敗結果を考えた。
というのも、古本屋と客というのは一種の真剣勝負(笑)で、店主の値付けと、そこから漏れた本を探す客とのせめぎ合いが醍醐味である、って別に「せどり」をやっているわけではない。

まずは、近所に最近出来た古書店の店頭に100円コーナーがあり、古い「太陽」が出ていた。予感があって何冊か見てみたら、荒木経惟の「さっちん」が収録された号が出ていた。これでまずは「1勝」。うれしくて、会計のときに「これはほんとはもうちょっと高いはずですよ」と口が滑ってしまったが、店主は苦笑していた。

次に、アンゲロプロスの映画を見た後、北千住のB・Oをのぞいたら写真家・故吉田元(周はじめ)さんについての記事がある「フォトコンテスト」誌があった。大きいメディアで吉田さんを取り上げた記事は数えるほどしかないが、そのなかでもこれは大きいほうであった。
http://betsukai-onsen.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_3147.html
http://betsukai-onsen.cocolog-nifty.com/blog/files/syuu_hazime.pdf
値段は600円。古い写真コンテストの本など実質的に読みたい人など居らぬので100円でも高いように思うのだが、この本は探すとないもので、とりあえず買ってきた。「1敗」です。

今週の話であるが、古い「太陽」を買った古書店に入ったら、棟方志功没後1年にでた「グッドバイ棟方志功」(講談社)が600円。これは適正価格で「1引き分け」。この本は、苦闘時代(笑、いまも別に好転したわけではないが)に、当時出入りしていた乃村工藝社の書庫で繰り返し見ていた本である。あんまり見ていたので本がバラけてしまった(乃村工藝さん、すみません)。あの当時はこの本が大きな救いだったな。
この本で棟方が墓碑について語っている部分があって、次の部分が好きである。

驚いても  オドロキきれない
喜んでも  ヨロコビきれない
悲しんでも カナシミきれない
愛しても  アイシきれない
結局、無限なんですよ。

というわけで、表題の通り1勝1敗1分で、戦績としてまあまあ満足しちょります。
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