eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

日々のよしなきことどもをつづります。 クリックすると写真が大きくなります。

2017-05

物欲の減衰

年をとると枯れて欲が少なくなるというが、これもそうかもしれない。
先日新宿の楽器屋でいろいろな楽器にさわらせてもらった。まずはFender Bass VIという6弦ベース。弾いてみたらベースというよりはむしろ低音の出るギターであった。低音感は物足りないが、弦の間隔はギターに近いので弾きやすくもあるが、この構造からサウンド的にどのように発展させるか、あまり思い浮かばない。ベースとしては生音が物足りない。フリクションでレックが使いそうだが使ってないな。ギターを弾いているとき、いつも低音がさびしいので前から興味があったのだが、実際に弾いて自分には不要であると目が覚めた。
次にアコースティックギターのフロアに行って、ヤイリのギターを弾いてみた。15万くらいの値段のもの。さすがにネックの具合が上等で、7フレットでBを弾いてもバレーが楽であった。肝心の音のほうは、材質のせいもあってかなり明るい軽めのどことなく品が良い音であった。いつも弾いているヤマハのFG500FG400D(30年くらい前のものか)のほうが、低音がぼったりとしていて(弦が古いせいもあるが)好みである。どうもダサい音が好きなようで、高級ギターが似合わないのだろう。ということで、ここでも目が少しさめた。
で、最後にバッカスというコピーモデルを作ったりしているらしい国産メーカーのメタリックブルーのSGを弾いたらしっくりきた。Jazz Chorusにつないで、アンプ側でちょっと歪ませると、なんともNew Waveな音でした、なつかしいのぅ。けど、色が派手すぎておじさんにはちょっとつらいのでした。値段はわりと安いけどw。

ここまでは前置き。
新宿などに出掛けると、必ず(文字通り「必ず」)カメラ屋をのぞいて来なければ気が済まなかった。暇があれば、定「店」観測をしてパトロールを怠らなかった。しかし、最近そうでもなくなった。これはここ20数年のなかでは特筆すべきことである(誰も気にしてないが)。どうもカメラ関係の物欲が枯れつつあるらしい。
理由として思いつくのは、今年初めにとうとう45の大判カメラを買ったのだった。ナガオカの非常に古いもので、レンズボードは見たことがないサイズのかなり小さめのもの。とりあえず「ナガオカ・ボード」と名付けた。蛇腹に穴があったので補修し、レンズボードは前オーナーの手作りらしい素朴なものしかなかったので、手持ちのレンズ(フジノン135/5.6)用に新たにレンズボードを自作した。で、フィルムも投げ売りされているのを買って、フィルムフォルダーまでそろえたら、なんだか満足してしまってまだ1枚も撮影していない。ただ、とうとう大判を手に入れたということで、なにか達成感があったらしく、新しいカメラが欲しいとか、ジャンク品をいじりたいという気持ちが薄くなった。
なに、機材なんてしっかりしたものであれば、どこのものだっていいんです、写真撮るのは人間ですから、などという余裕さえ漂うこの春の日々。
お迎えが近くなったのだろうか。もうちょっとやりたいことがあるので、そうなら困るのですが。
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