eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

日々のよしなきことどもをつづります。 クリックすると写真が大きくなります。

2017-09

今回の紅白歌合戦、ナンテナ

数年ぶりにNHK紅白歌合戦を最後まで見たのだった(過去形の繰り返しによる詠嘆)。例年なら、この時期は帰郷しているはずで、大みそかは、食事のあとしばらくしたら、部屋に戻って、実家でとっている文芸春秋を半年分まとめ読みして過ごしたりしていた。

去年は早々から母の認知症の話が出て、ヘルパーさんの手配やらをしているうちに3月11日となった。震災以後は、年寄りが被災地で暮らすことは難しく、上京してもらい、なんとか落ち着き場所を定めた。
そういうわけで、帰郷して孫の顔を見せるという仕事もなくなり、上京して初めて、東京で正月を迎えることになった。
今回は家の者が紅白を最後まで見たいと言い出したので、なんとなく付き合って、ついつい最後まで見てしまった。けっこう面白く見ることができました。
で、いくつか感じたことなど。

AKB48は、人数が多くてなんだかよく分らなかった。歌には勢いがあるようで(というか人数のパワーで)、ライブでは盛り上がるんでしょう。
Funky Monkey Babysはけっきょく真ん中の人(DJケミカルというそうです)しか目に入らなかった。いつもは何も置いてないDJ台に今回はそれらしい機材が載っていた。あの真ん中の人がいなければ、単なる暑苦しい二人組でしかないだろうな。
ポルノグラフティは名前が好きではないが(なんかね…)、一生懸命演奏していたような。なお、ボーカルの人は爆笑問題の田中にすこし似ている。
猪苗代湖ズでは、サンボの山口があんなに背が低いとは思わなかった。けっこうライブでは見ていたはずだが、たんに小柄なだけと思っていた。歌は胸がつまっているせいか、言葉もつまり気味で、くるしそうに絞りだすように歌っていたが、あれで良かったと思う。ちょっと目から水が出ましたw。
森進一はすでに絶頂期ではないのかもしれないが、港町ブルースというおなじみの歌で、俺も一緒に歌った。「宮古、釜石、気仙沼」という被災地の港の名前が出てくるところで、感ずるものがあった。「呼んでとどかぬ 人の名を」なんて、ね。
椎名林檎は、紅白に出るようなタイプではないと思ったが、とうとう出たか。でも町ですれ違っても、きれいだなと思っても分からないと思います。
KARAは日本語も上手になっていて、もう韓流とは関係なくやっていったらどうでしょうか。
徳永英明は、中島みゆきの「時代」で、ちょっと狙い過ぎのような気がしたけど、それも良しか。
Perfumeはいつもどおりで、よろしいんじゃないでしょうか。
TOKIOは、楽器を弾きながらのせいか、けっこう歌が不安定だったかな。生っぽくてそれもいいけど曲の印象は残りませんでした。
千昌夫の「北国の春」は定番の曲なのでしょうが、やっぱりいい曲です。年とったせいか?
LADY GAGAは力の入った歌であったが、紅白のバカっぽさの面を理解していないようでちょっと重かった(けど真剣さは伝わった)。
嵐は司会もやっているせいか、なんだか盛り上がっていたようで、このまま紅白が終わってもいいようなかんじであった。本当は3時間くらいの長さでいいのではなかろうか。
氷川きよしは最後のところの声の伸びがすごかった、曲はわけが分らんけど、真剣さがいいと思います。
松任谷由美は、何といえばいいのかよく分らない。もともと紅白に出るタイプではないと自任していたと思う。しかし今回は振袖(八王子の呉服屋だし)で出てきて、年恰好からしても、本人が嫌いそうな演歌歌手っぽく見えるようであった。また、もともと歌がうまいタイプではないし、事実それほど上手ではなかったが、なんだか目が離せなかった。大げさに言うと、今はもう失われてしまった「みんなで歌える歌(歌謡曲)」をもう一度取り戻そうとするために、あえて少々かっこ悪くてもやってみようとしているように見えた。あの顔のこわばりは、緊張もあったと思うが、それ以上に何か期するものがあった顔のようにも見えた。べつにファンではないのだけれど、そんなかんじでした。
ちなみに荒井由美時代の「瞳を閉じて」は好きな曲で、弾き語りしたりしています。「卒業写真」は好きという人も多いが、湿っぽくて苦手。
天童よしみは、美空ひばりの歌を歌うということからか、かなり緊張していたように見えた。ひばりにはさすがに及ばないところもあったが迫ろうとしたこと自体がいいと思うし、かなり近づいたところもあった。
北島三郎は、ゴージャス感がただよっていました。歌のほうは、お年でもあるので、ああいうかんじでしょう。
石川さゆりは、「津軽海峡・冬景色」を一緒に歌っていたので、よく聞こえなかった。なんでもずいぶんよく歌えていたらしい。ところで、この曲名、なんで「・」が入っているのだろうか。ちょっとふしぎではある。http://ja.wikipedia.org/wiki/津軽海峡冬景色
最後はSMAPで、ちょっとびっくりするくらい歌が下手だったが、独特の高揚感があるようで、それはそれで良かった。

実際に見てみると、あんがい面白いものだった。今回は、震災など自然災害が多かったことが、なにか背骨のようになっていたのかもしれない。
次回は平穏な気持ちで見たいものです。
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