eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

日々のよしなきことどもをつづります。 クリックすると写真が大きくなります。

2017-08

久しぶりの帰郷

週の半ばに休みがとれて久しぶりに相馬に戻った。
福島駅から相馬に向かうバスの車中から景色を見る。ほとんどが山ばかりだ。除染をするといっても、実際には難しいのではないだろうか。家の周りを除染しても、いずれ周囲の山から流れ込むだろう。そして山林の面積は広大で、落ち葉を集め、枝を刈るにしても限界がある。
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途中、光ケーブルの工事が阿武隈山中の国道沿いに行われていた。山越えの光ファイバー回線の敷設だろうか。浜通りの海岸沿いの回線は原発付近で敷設出来ないだろうし、原発のために敷設したとしても、メンテナンスが難しいだろう。NTTの職員や下請けの人に、被曝しながらの作業を求めることが出来ないだろうから。
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山中の、ちょっと気になる家。昔ながらの、夜になれば雨戸を閉めるようなこの家では、家の中も外も線量に違いはないだろう。日が出れば耕し、日が落ちれば雨戸を閉めて床に就くような日本昔話のような生活を送っていたのかもしれないが、いつまで続けられるだろうか。ご年配であれば、腹を決めてこのまま暮らすのだろうが。
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相馬市内で、商店街の古い案内図を見た。廃業した店もいくつかあって、いま見ると懐かしい。
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実家に戻ると、母が家を離れ、庭仕事をする人がいなくなったので、荒れ果てた庭になっていた。
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地震で壁の落ちたいわき屋は取り壊し中であった。
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中村神社にお参りしたのは夕方遅くだった。夜間用の照明であるが、なにか特別のもののようにも思われた。
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その他、見たり、聞いた話など。
・今年耕作しなかった田畑に、セイタカアワダチ草らしい黄色い草花が繁茂していた。手を入れていれば、こんなに繁らないものだそうで、この花がまた種を落とすと来年はさらに繁殖するということだ。
・実のついたままの柿の木が多い。甘柿ならば普通にとるだろうし、渋柿なら干し柿にするため、やはり、もぐだろう。そういえば、小泉川沿いの熊野神社の細い参道には、栗の実がイガと一緒に散らばったままだった。
・用事があってタクシーを呼んだが、市内の行き先がすぐには分らなかった。聞けば運転手さんは原町(今の南相馬市)から移ってきたばかりだという。運転席を見るとお守りは太田神社のものだった。緊急時避難準備区域の解除をするといっても、やはりタクシーの営業が成立しないような状況なのだろうか。
・自動車の販売は盛んなようで、日産の販売店が出来るという。車の販売に関係している知人に聞くと、いま非常に忙しいという。廃車手続き?と購入がひっきりなしとのこと。
・南相馬市の市長は、北海道に別荘を買った(笑)という噂があるが、それもいいだろうと思う。
・相馬市役所発行の震災第一回中間報告が届いていた。装丁は安価なものだがよくまとまっていると思う。実家とは別に自分用に1刷ほしいくらいのものだった。


パノラマで撮影したものがあるが未現像、上がったら写真を追加しようと思う。

今年はいも煮会は出来ないだろうな。
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