eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

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2017-07

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伊集院静「父の帰省」(トランヴェール2011.2月号)

このところ郷里との行き来が多いのだが、新幹線の車内誌「トランヴェール」2011.2月号に伊集院静氏のいい文章があった(そういえば奥様が篠ひろ子さんだったはずで、ちょっとうらやましい)。
タイトルは「父の帰省」。概要は、年末年始の帰省シーズンとは、ずれた時期に帰省する人も多かろう。またそれを待つ家族もいることだろう。以前、伊集院氏の父上が年末に入院されたとき、2月に退院となったが、それがたまたま節分の日であった。家族そろって豆まきをするときの「福は内」という言葉が心に染みた、というような話であった。
この文の末尾が名文で、これなら美女もなびくだろう。俺もなびいた(笑)。

(以下引用)
どんな家族にも、その家族なりの喜び、そして哀しみはある。
電車に乗るたびに、一人車窓を眺めている人を見かけると、できることならこころ躍る電車行であって欲しいと思う。
私が車両の中で静かにするのをこころがけるのは、そこに哀しみの帰省をする人がいるはずだと思うからだ。
そう考えると電車は人々の人生を載せて走っていると言っても過言ではあるまい。
(引用終わり)

じつは、以前から公共の場所で大声を出して騒いだりするのは良くない(当然のことだが、そう思わない人も最近多いね)と思っていて、その理由は、公共の場所はだれのものでもないから、ニュートラルな状態を保つべきである、つまり誰かの大声によって占有されたような状態にすべきではないと考えていたので、例えば電車の中では静かにすべきと思っていた。
 でも、本当は、伊集院氏のようなことを漠然と考えていたのかもしれない。たまたま乗り合わせた人のなかには、いろいろな思いを抱く人もいるはずだから。そして自分もそのような気持ちでいることもあるわけだからな。
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