eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

日々のよしなきことどもをつづります。 クリックすると写真が大きくなります。

2017-11

2011年1月10日付 朝日新聞 Globe 「写真は死んでいくのか」

記事の一部はこちら。
写真に関心があるので、期待して読んだら肩すかし。大きく振りかぶったが、後ろにこけたような風情。

フィルムからデジタルへの流れとか、デジタルデータ改変についての問題意識があるようだが、フィルム/アナログの時代から改変は付き物で、共産圏などよくやっていたな。
デジタルだとそれがやりやすくなったということで、根本的には変わらない。

そもそもこの記事では「写真」の定義があいまい。
photographを直訳すると「光の絵=光画」であり、べつに「真を写す=写真」という意味合いはない(うすい)。
定義があいまいだと、内容も散漫になる。
いろんな写真家の意見を載せているが、羅列されているだけのことで、そこには積極的な意味はない。
むしろ出汁にされた写真家が気の毒である。

また、メディア上での位置づけの変化などについてもふれているが、それをいうならグラフジャーナリズムの凋落、つまりアサヒグラフの廃刊(というかライフの休刊とか)のときからわかっていたことである。何をいまさら言っておるのだ?ヒロミックスの時から、写真はすでに特権的ではなかったのだ。それがデジカメとネットの普及で拡大表現されているわけだ。

散漫な内容だけに、こちらも散漫に書いてしまった。反省しておりまする。
アサヒカメラを刊行しているのだし、もうちょっと内容を煮詰めた、読み応えのある記事が読みたいものです。
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