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eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

日々のよしなきことどもをつづります。 クリックすると写真が大きくなります。

2019-06

今日はちょこっと…のはずが、長くなりつつ

昨日、家族で「くりみ割り人形」を見て、その後、ひとりで「ヴォルフガング・ティルマンス展」を見に行った。http://www.operacity.jp/ag/exh55/index.html
↑しかし、topページがうるさいな。

言いたいことがいろいろあるが、ごく簡単に。
「写真が撮りたいの?それとも現代美術がやりたいの?」
写真自体は好きなのも多いけど。
見に来ている人も若い人が多かったな。


ティルマンスについて補足1

彼の写真はけっこう前から知ってたかも。「i-D」日本版(ぜんぜん売れなかったらしい)というのが出ていた時期と重なるか?
昔、http://www.proa.org/exhibicion/moda/salas/wolfgang_tillmans.html の写真を見て印象に残っていた。

彼の発言を見ると、「自分が愛するものを撮影する」といってるようなかんじ。それは自分の身のまわりの世界が対象であって、それほど社会理念に傾くことはないようにも思える(政治的プロパガンダの写真ばかりではないという意味 1/18補足)。そうゆうところはわりと好きだ。カラバッジョのカードのある窓辺の写真は自分の家に置きたいくらいだ。
で、その愛する対象の、はかない一瞬を撮影しているように見える。その一瞬は、「永遠の一瞬」をとらえたい(永遠の相のもとにとらえる)というよりは、一瞬だけですぐに消え去るものを重視しているように思う。そこがセンチメンタルといえばいえる。例えば、白い家の後ろの虹の写真。インク流し?の写真。その一瞬しかないもの。
ゴミ袋のねずみの写真もけっこう古いと思うが、なぜかエルスケンを思い出した。エルスケンもパリに出てきたばかりのころに、そんな写真を撮っていた記憶がある。エルスケンもセンチだが、その質が違うように思う。なんでだろうか、いまエルスケンの写真が手元にないのでここのところは書けない。
でも、エルスケンのイメージはこれなのだ。http://www2.memenet.or.jp/~ken/top_page/cameraman.html
2眼レフの自写像。なんだか胸が締付けられるようだ。かっこええのぅ。

話がずれた。
しかし、ティルマンス自身はそれでいいと思う。なにしろ自腹切って見に行くくらいで、嫌いではないのは確か(というか好きか)。

で、見に来ている人なのだが、ひょっとしてオマイラ「おしゃれな写真」を見に来てるわけはあるまいな。というか、写真よりも「おしゃれ」というところのほうが大事という奴らではあるまいか?本来的には消費の対象じゃないものを、また消費してしまうんだろう。もしくはまねして粗悪なコピーを濫造するとか。
俺はティルマンス本人は憎からず思っているが、正直言ってファンが気に入らねぇ。お前らまさか村上春樹とかあの類の愚書読でんじゃねーだろな(興奮して失礼)。

というわけで、好きな人は見に行くのがよろしいと思います。

気が向けば、補足2も書きます。これは落ち着いて書くので、ある種の作品(作家?)論になるかも。
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