eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

日々のよしなきことどもをつづります。 クリックすると写真が大きくなります。

2017-10

正月の話 破魔矢、他

昨年叔母が亡くなり、実家ではお正月は祝わないことになった。
ということで、年賀状も出さず、元旦のお参りもせず。よって、毎年買っていた破魔矢も買わずということになった。
破魔矢といえば、以前、母が言っていたことがある。
ある年のことだが、毎年買っていた破魔矢をたまたま買わなかった年があった。その年は、祖母(母の実母)が亡くなったりした年で、良いことがなかった。だから破魔矢は欠かさず買うようにしている、と。

今年は神社にお参りに行かない=破魔矢を買わない、ということになり、心中なにやら予感するものがあった。

正月2日未明、母に起こされる。午前3時ころか(記憶が曖昧)。父が玄関先で倒れているというので、すぐ様子を見に行く。
父の顔に触れる。頬はすでにひんやりとしている。息をしているかどうか確かめるため、口元に耳を寄せたが、吐息は感じられない。
正月早々、おおごとだなと思いながら、119番に電話を掛けた。訓練ではなく実際に119に電話をするのは初めてだった。まず、「火災」か「救急」かを逆に尋ねられ、こちらの住所などを伝える。まだ近所も寝ている時間なので、「サイレンを鳴らさないで来てもらえないか」と頼んだら、救急車両はサイレンを鳴らさないわけにはいかないとのこと。ただし、場所が分かれば、その時点でサイレンは停めるので、家の前に出ていてほしいと言われたので、そうした。

待つ事しばし。長いような短いような時間。

救急車を待つ間に、父が息をしはじめたと母が言った。玄関に戻ると、父はなにやら声を発している。母とのやり取りもそれなりにできているようす。そのようすは一見大丈夫そうにも見え、なぜだか救急隊員に申し訳ないような気もした。

やがて救急車が着き、母が一緒に乗り込んで病院に向かった。自分と姉も、その後、徒歩で病院に向かった。

病院の検査では、とりあえず重大な支障はないことが分かり、父はそのまま入院した。昨年もしばらく入院していたので、その続きというわけでもある。

夜が明けきってから、姉がさっそく神社で破魔矢を買ってきた。

その日の午後になって少々落ち着いてから、自分の本棚から、なにげなくマンガを手にしたら、「死んだ馬が死んでいる」(吾妻ひでお)というタイトルが目に入って、なんだか笑ってしまった。
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