eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

日々のよしなきことどもをつづります。 クリックすると写真が大きくなります。

2017-06

奈良旅行

先だって、奈良、京都をまわってきました。
どちらかというと、奈良に重きをおいていたかな。

先年、奈良に行ったときは、興福寺、東大寺周辺をまわりましたので、今回は斑鳩、法隆寺に行ってみました。

まずは、法隆寺へ。
南大門の前に立つ。奥には五重塔と金堂が見える。門をくぐると、両脇の塀がゆかしいかんじ。
中門に至り、左右の力士像にのけぞる。はじめてまじまじと見る、柱のエンタシス。門の奥に金堂と五重塔、その奥に大講堂が見える。門の前を左に曲がり、すなわち門内に入る。
まずは五重塔へ。4面の窓からのぞくと、それぞれ彫像あり。ひとつは涅槃図であることは分かった。あとはガイドブックを見た。金堂ものぞいたが、工事中とのことで詳細はよく分からず。

大講堂に入る。本来金堂にあるべき止利仏師による釈迦三尊像は、こちらに移動していた。まずは手を合わせ、そのあとによく見る。なにやら不可思議な表情、風情。人知を超えているというべきか。そのせいか、なんだか感情移入しにくいともかんじた。つまり長く見つめ続けられなかった。自分の準備が出来ていない。修行不足なり。

外に出て、中門を通り過ぎ、大宝蔵院に入る。夢違観音像、玉虫厨子、百済観音、百万塔等見るべきもの多し。玉虫厨子は、自分でも絵の意味が分かったのでうれしく思った。しかし「捨身飼虎」というテーマは、崇高な内容ではあるが、あまり好きではない。同様の仏教説話である、兎がわが身を焼いて、食物となる話も好きではない。
百済観音は、想像以上の大きさに驚いた。人間離れしたプロポーション。しかし、独特の存在感、特異さに気が引かれて、しっかりと向き合うことができないように思った。これまた修行不足なり。

歩みを進め、夢殿に至る。まことに幸運なことに、秘仏である救世観音像が公開されていた。といっても、格子から薄暗い堂内を見つめるうちに、姿が仄見えるというというものであったが、闇を凝視するうちに、なにやら、救世観音に近づけたような気持ちになった。

そのまま進むと、中宮寺についた。なるほど、隣り合っていたか。
中宮寺は、コンクリート製の建物なれど、水の上に浮かぶ風情で好ましく思った。靴を脱ぎ、本堂内に入る。すぐ目の前に弥勒菩薩半跏像がおられた。やわらかい微笑み。いつまでも見つめていられる。今の気持ちでは、いちばん自分の心によりそってくれる仏様であった。

その後、法輪寺、法起寺わきの畑の道を通り抜けた。途中、道端でやたらと柿を売っていたので、一袋かってみる。200円也。子規の気分をなぞってみた。他にイチジクも多く実っていた。

そのあと、夕暮れを待って奈良国立博物館に入る。第60回正倉院展を見るため。白瑠璃碗、平螺鈿背八角鏡を見て大満足。子供は「椰子の実」を見て喜んでいた。

その後、京都に戻り、一泊した。

【追記】
そういえば、奈良の名物は柿の葉寿司だった。子規は、柿の葉寿司を食べた後に、水菓子として柿を食べたのかな。
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