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eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

日々のよしなきことどもをつづります。 クリックすると写真が大きくなります。

2019-04

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ご近所の話

sakura1

フィルムスキャナを借りてみたが、なかなか難しいです。


ところで、今日は給料が出たのと、ちょっと夜明けに寒気を感じたので、精をつけるために早稲田界隈の鰻屋「すず金」に行った。
いつものように混んでいて、肝焼きでお銚子1本やっているおじさんと相席になった。
ぼんやりしながら鰻を待っていると、おじさん、いい調子になってきたのか、「君も1本つけるか」などと言ってくれた。「これから仕事があるので、お気持ちだけ頂きます」などと言いながらお断りすると、口が滑らかになってきたらしく、「ここのうちは、川魚屋のくせに、鰻しか出しやがらない。たいていは鯉やら泥鰌やらも出すもんだ。それに店の名前に川の字が入らなくて『すず金』なんていう名前だ。この名前は、昔々、おすずさんと金次郎がはじめた店だから『すず金』というのだ」などといろいろ話してくれた。
ついでに言えば、近所にある三朝庵という蕎麦屋は、もともと屋号が「三河屋」だそうで、そこの朝次郎?とかいう人が蕎麦屋を始めたから「三朝庵」というらしい。

このおじさん、もちろん、近所に住んでいる常連らしく、お店の先々代のことまで知ってるようす。そして憎まれ口をいくらたたいても、お店の人はほっとくばかり。そしてお銚子が空になったとたんに鰻が出てきた。なるほど。

これはこれで楽しそうな人生。もっともぴったりに鰻が出るまで、ちーとばかりお金も使ったかもしれんね。

ちなみに、わたくしめはいつものように1200円のやつ。ぼんやりしていたので、肝吸いにするのを忘れてしまった。それだけが残念ですが、いつものように満足した。食べつけているせいもあるだろうが、すず金の鰻はうまいと思う。

蛇足ながらもうひとつ。
土用の丑の日にすず金に行くと、店が閉まっていたりする。なんでも「鰻供養」に行っているとか。かきいれ時にあえてそうする、あの律儀そうな旦那さんが好きだ。


【2010.2.3追記】
東京メトロの冊子を見ていたら、すず金について詳しく出ていた。
以下、抜粋。おじさんの話とちょっと違うがおおむねあっている。おれが聞き間違えたかな。
明治10年創業、創業者は舟木金太郎、幕府の御家人だった。店名は創業者と奥さんのすずさんの名前からつけた。飲食店としてはこの界隈で最も古い。
舟木金太郎は大隈重信が政敵に追われていたときに匿ったことがあるそうで、明治15年に東京専門学校ができる前に、その話を聞いていて、この地で創業したという。
ちなみに今は4代目。
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