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eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

日々のよしなきことどもをつづります。 クリックすると写真が大きくなります。

2020-03

「AI美空ひばり」とはなにか。

NHKとヤマハがAIにより故美空ひばりを「AI美空ひばり」として映像化した。当然だが、実体はない(というか色即是空というか空即是色というか)。
これを冒涜という人もいるし、ファンが涙したのだから良いのではないか、という人もいる。
https://www.asahi.com/articles/DA3S14403750.html

NHKで特集した創作過程も見たし、紅白歌合戦でも見た。
技術的な本質は、初音ミク的VOCAOID技術に、故人のニュアンスをどう反映させていくか、という挑戦に見えた。
https://www.yamaha.com/ja/about/ai/vocaloid_ai/


ところで、VOCAOID・ボーカロイドとは何であろうか。
wikipedeiaに「メロディーと歌詞を入力することでサンプリングされた人の声を元にした歌声を合成することができる」とある。
つまり人の声を扱えるシンセサイザーであり、最近できた「楽器」である。
このへんがAIひばりに対する意見が分かれるポイントではないだろうか。
つまり、美空ひばりの偉大さを思う人は、その存在が、AIひばりという単なる楽器化されて「演奏される→道具化される」のが許せないのだろう。
カント先生は、人格は道具化してはいけないと言っていたような(すべての理性的存在者は、自分や他人を単に手段として扱ってはならず、 つねに同時に目的自体として扱わねばならない)。
https://benesse.jp/teikitest/kou/social/ethics/k00499.html

楽器、道具(どちらも英語ではinstrument)とは、使う主体が別にいて、その主体の使い方次第でどうにでもなる。
ということは、AIひばりは歌う主体ではなく(主体は秋元康とかNHKとか)、上手に演奏された楽器・道具に過ぎない。
さらにいえばAIは、ニュアンスを上手につける道具というくらいの位置づけに思える。
偉大なる歌手美空ひばりを単なる楽器化=道具化していいのか、というのが問題の本質ではないかと思う。

俺自身はといえば、素朴・単純な楽器ほど面白く、奥深いと感じている。
同じギター(例えばギブソンJ-45とか)でも、俺が弾くのと、ジミ・ヘンドリックスが弾くのでは、出てくる音楽は天地ほどの差があるだろう(というか生と死くらい違うか)。

AIひばりに代表されるような、こういう高度すぎる道具(おもちゃともいえる)は、高度すぎるがゆえに案外早く厭きるし、つまらないのではないかという気がしている。
もちろん、ある種の技術として定着はするだろうが。
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2020年3月11日記事

昨夜は、久しぶりに半徹夜となる。昼間会議が続いたため。
明け方に帰宅し、仮眠。昼過ぎに家を出て、浅草に向かう。
なぜか浅草寺に行きたい気持ちになった。

いつものように神谷バーに入る。やはりコロナウイルスのせいか、店内はだいぶ空いてる。
例によってビール付きランチに電気ブランを付けたが、食後にコーヒーも飲んだ。
客が少ないので、たいした足しにもならんだろうが、いつもより一品多く頼んでみた。
店内には子連れの母、祖母らしき一組。幼児も親のまねをしてジュースで乾杯。
それを見て微笑むウェイトレス、ウェイター。やはりここは居心地がいい。

酔いがさめたころ浅草寺に向かう。参道は、いつもほどではないが、人出はあり。
30年前、初めて浅草に来た時には、この程度の混み具合だったような記憶がある。
まずはお参りする。
午後2時46分、浅草寺では、特別なことはとくになく、一人黙祷する。
2時48分ごろに、にわか雨。一種の天人感応としての涙雨か。

浅草から上野まで歩く。
上野駅の中央改札口を漠然と眺める。近々常磐線が双葉郡も開通し、仙台まで全線開通するのだが、それでいいのかというふうに考えている。
実家の相馬市に行くには、常磐線で乗り換えなしで行くのがいちばん楽なのだが、原発事故は何も解決していないのに、そのすぐそばを電車で行くのは、いい気がしない。

上野から秋葉原まで近いことに思いいたり、さらに歩く。
千石電商にて、テレキャスターフロントピックアップ固定のネジとバネのセットを購入。
そのまま歩いて帰宅した。10キロ程度か?


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