eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

日々のよしなきことどもをつづります。 クリックすると写真が大きくなります。

2018-01

我ながらキモイ話

年末年始に「逃げるは恥だが役に立つ」というドラマの再放送があって、子供が録画していた。
駅伝の合間に、見るともなしに家族と見ていたら、けっこうおもしろくて夢中になってしまった。
このドラマが放映されていた時期(一昨年くらいか)、子供は部活やら受験やらで忙しく、子供から話題が出ない以上、このドラマを知る由もなかった。ダンスがちょっと話題になっていたか。
正月休み明けに、仕事場で女性社員(既婚者)と話をしたら、なかなか辛辣なお言葉。
「結局、男は、若くてかわいくてご飯を作ってくれる女がいいという話ですよね。上野千鶴子か田嶋陽子なら、なんて言うか」。
たしかにその通りで、女性にとっての「白馬の王子様」は、男性なら「水着のお嬢さん」だったり「家事をやってくれるかわいい押しかけ女房」だったりするんだろう。
世の中にそんな都合の良い話はないわけで。
しかし、知り合いに高齢、高学歴、そしておそらく童貞の知人が複数いる。どの人もわりとかんじのいい男性であるように思えるのだが、やりたいことがあったり、周りの環境によって、女性との出会いがないようである。
そういう人たちを知っているので、主人公の一人である津崎という男性には、なんだか感情移入してしまった。

それはそれとして、このドラマをよく見ると、いろいろと気付くところがあった。
まず、場所の設定であるが、横浜が舞台になっている。
女性主人公(みくり)の出身大学が青明大学(青山+明治か?)となっているが、なんとなく横浜から電車一本で通える場所のような気がする。となると、渋谷に出て青学あたりが想定される。
津崎の場合、京都大学出身と明示されているのに、みくりは大学院(修士のようだ)まで出ているのに、出身校が明示されないのはおかしな話で、録画したビデオをよく見ていたら、みくりの卒業写真の場面をよく見るとそう書いてあった。
もし、これが横浜でなかったらどうだろうか。
中央線沿いなら別の話になっただろう。また赤羽あたりなら、人情噺になってそれも良かろうが、世界が違ってくる。
やはり横浜あたりが、この話を展開するのにちょうどよい設定だったのではなかろうか。
また星野源による主題歌のイントロもオリエンタルなメロディーだが、横浜→中華街→中華風メロディーということで、やはり横浜が舞台であることを強調しているように思える。
終わりの方に2か所ほど入っている、ちょっとノイジーなギターのフレーズがけっこうよい。
SAKEROCKという星野源のいたバンド、聞いてみたくなった。
ちなみに、この主題歌で話題になった恋ダンスというのを見ていたら(早すぎてとても覚えられない)、どうも「生野暮薄鈍(きやぼうすどん)」というやつで、「当て振り」の部分がけっこう多いようであった。
「きやぼうすどん」とは、引用すると、
「生野暮薄鈍情なし苦なしを見るように(きやぼうすどんじょうなしくなしをみるように)」という詞章を、「生野暮」は木、矢、棒の形、「薄鈍」は臼を引いてドンと音を立て、「情なし」で錠(じょう)の形を作り、手を振って「無い」ということを表現する。
http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc11/sakuhin/gihou/p2.html
※いわゆる「口パク」、音楽に合わせて演奏するだけという意味の「当て振り」ではない。
この場合、「風たちは運ぶ」のところは、「運びつつ動く」かんじの動き。「いつも見えなくなるもの」のところは、目の前で手のひらを動かして「見えたり見えなかったり」の動き。「いつも思い出して」は、人差し指を立てて「思い出してね」の動きというふうに見える。
ちなみに舞踊的には、身体の動きが言葉をなぞっているだけということで、当て振りはあまり褒められるものではないようだ。

それと、このドラマは食事の場面が多く、また室内での座っている場面が多く、誰がどこに座るかというやりとりがあったりする。言葉使いが、きれいというか丁寧でもある。
なんだか小津安二郎の映画を思い出す。そう指摘している人もいる。
https://mint.5ch.net/test/read.cgi/tvd/1484657641/l50
https://みんなのブログ.com/nige-haji-7583/
そう思うととくに『東京物語』あたりと重なってくる(他の作品かも)。横浜→尾道=港町、坂道とか。

まあ、お話自体もいろいろあるのだが、我ながらキモイのは今から書くことである。
このドラマをよく知らないで見ていたので、続編があるだろうと思って検索した。すると、二次創作というところに行きついてしまった。そこではファンたちがドラマの設定を借りて、思い思いに妄想をぶちまけていた。
そのなかにも出来不出来があるらしく、支持数(いいね!のようなものか)100以上、300以上、500以上とランク付けされており、たしかに上位のものは良く書けている。
これを見ているうちに、人もすなる二次創作を我もしてみむとて、『東京物語』を若干パクって、二次創作してしまった。
でもオヤジの書いた文章(ラブコメ風www)は、我ながらキモイので封印することにした。
とはいえ、知人に聞いた話では、「セーラームーン」の製作スタッフ(編集者側)は、みんなおっさんばっかりだったというから、まあこういうこともあるんでしょうな。
自分のなかの乙女な部分が突如発現したようで、わしは今、非常に困惑しておるぞ。

続きを読む »

スポンサーサイト
人気ブログランキングへ

 | HOME | 

MONTHLY

CATEGORIES

     

RECENT ENTRIES

RECENT COMMENTS

RECENT TRACKBACKS

APPENDIX

鰻犬堂

鰻犬堂

FC2Ad