eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

日々のよしなきことどもをつづります。 クリックすると写真が大きくなります。

2016-02

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薬草まじないなしでは治らない風邪

先日、仕事中に「急激な眠気」「だるさ」「寒気」がおそってきた。さっそくネットで調べると、なんと「妊娠の兆候かもしれない」とある。もう若くはない男が妊娠することなどありえようか。
しかし、その前日、『やし酒飲み』のエイモス・チュツオーラ『薬草まじない』(岩波文庫)を読んでいたので、自分のなかで不思議な一致を感ずるところがあった。
よって俺はすぐに、挫けがちな「第一の心」(感情?)、意思的な「第二の心」(理性?)、それらを支える「記憶力」に問いかけたところ、「然り。関連はある」という答えを得た。
『薬草まじない』では、若い男が、不妊の妻のために遠くの地にいる女薬草まじない師のところまで冒険旅行をし、子供を授かる特製スープを授かって帰ってくる。しかし、帰途、絶対食べるなといわれていたのに、空腹のあまりその特製スープを口にしてしまう。帰郷後、妻は無事妊娠するが、あろうことか男もおなかがせり出してくる。つまり特製スープを食べてしまったので妊娠したのだった。
男はこの状態を打開するために、また別の行動をとるのだが、あまりネタばらししても仕方がないので、このくらいにする。

アフリカ文学の珠玉ともいわれる著者の作品を読んだ以上、何らかの影響を受けること必定ではあるが、さすがに本を読んだだけでは妊娠はしなかった。
のではあるが、それに似た症状が出たのだろう。ということはたんなる風邪ではないのかもしれない。そうであれば、俺も「さい果ての町」まで旅をして女薬草まじない師に会わなければならないのだが、なかなかそうもいかないので、夢のほうでショートカットして、薬をもらいたいと思っている。
なかなかそういう夢を見られないせいか、まだ風邪が治らない。
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寅次郎は次男か?

先日風邪を引いて、家で寝ていたら、いろいろと妄想が沸きおこった。することもなくて暇だからね。
そのとき、なぜか『男はつらいよ』シリーズの主人公である車寅次郎について考えをめぐらせた。

「車」という姓はまあ良しとして、「寅次郎」という名前が気にかかる。「次郎」というくらいだから次男であろう、そして長男もいるのだろう。映画には長男は出ていないようだが。
まず長男の名前は何が想定されるだろうか。「寅」というのは干支からきている可能性が高い。ということは、子(鼠)、丑(牛)、寅(虎)、卯(兎)、辰(竜)、巳(蛇)、午(馬)、未(羊)、申(猿)、酉(鳥)、戌(犬)、亥(猪)に「太郎」もしくは「一郎」などとつけて成立する名前であればよいわけだ。
まず、子、丑、卯、巳、未、午、申はなさそうなかんじがする。
子の場合、ひねったところで子年の「忠一郎」(ちゅーいちろう)とか思いつくが、寅次郎以外はまじめな家族のようなので名前に駄洒落はなさそうだ。
丑の場合、「牛太郎」という言葉があって、吉原の客引き男のことを言うので、使うことはなさそう。ところで中江兆民の長男は、中国学者で知られる大インテリの中江丑吉である。兆民が、将来息子が何の仕事をしても困らないように丑吉という名を付けたそうである。
他の字も、「寅(虎)」という名前とのマッチングから考えるとなさそうである。
普通に考えれば、「竜虎相打つ」ともいうので「竜一」「竜太郎」「辰男」あたりになりそうであるが、年回りを考えると、10歳以上年上になるので、設定的には多少苦しい。

他に戌年で健太郎(犬太郎=けんたろう)、亥年で猪一郎(ちょいちろう)などもありそうだが、5歳違いならありそうだということで 酉(鳥) で考えてみる。
例えば「とんびが鷹を産んだ」ということで、「鷹一」(たかかず、孝一)はどうだろうか。
ドラマの設定から考えると、虎次郎は出来が悪いのに対して、 鷹一(仮称)は出来が良いに違いない。
このへんからさらに妄想を進めると、鷹一は学校も出来が良く、実家の団子屋の取引先である粉屋(問屋)の一人娘(原節子風)と許婚となる。しかし戦争のため出征し、南方で戦死する。名前のとおりおそらく航空隊に所属し、陸軍ならば一式戦(隼)に乗っていたのではなかろうか。
寅次郎は、この長兄にはどうやってもかなわないと思いながら尊敬していた。また長兄の許婚にほのかな憧れを持っていたが、戦死の報が届くと、長男のかわりに次男と縁組してはどうかという話がたちあがったため、もう家に居られないと思って実家を飛び出した。
それ以来、フーテン生活を送っている、というところまで妄想した。というか寝込んでしまった。

後日体調が回復してきたので、この件をネットで調べてみたら、こういう話だった。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1325822693
抜粋すると、
「寅は親父が芸者・お菊に産ませた妾腹の子供で、実の母・お菊はミヤコ蝶々さんが演じています。
本妻との間に二人の子供がいて、腹違いの兄・竜一郎は大学を中退して働いていたが、釣に出かけて不慮の事故で亡くなった。」

そうか、長男はやはりいて、次男だから寅次郎だったか(ここは当たった)。名前は「竜一郎」(惜しかった)。すでに亡くなっているところは、理由は違うが、外れとも言えまい。

じつは、国民的ともいわれるこの映画、一本もまともに見ていない。せいぜいTVでやってたのをとばしとばしに見たくらいである。
なんでこんなことを考えたのか不思議なのだが、喜劇というわりにはなんだか悲しげな気配、欠落感(寅次郎=次男であろうに長男の姿がない等)を感じて、そんなことを考えたのかもしれない。

ちなみにまだ風邪は抜けきっておりませぬ。
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