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eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

日々のよしなきことどもをつづります。 クリックすると写真が大きくなります。

2014-01

EOS-RTの修理 第二話

さて第二話は、旧EOS-RTの液晶補修である。これはすでに20年以上使ってるので手放せない。
第一話はこちら

年末に新RTを買ってきて、古いほうを見てみたら液晶の下方が真っ黒になっていた。
以前、液晶付きの機器に強いショックがあったときに、こんなふうになっていた記憶がある。さてはうちの猫殿がやらかしたか、はたまた経年劣化か。

このままでも動くことは動くし、ファインダーで必要な情報は得られるが、フィルムカウンターがはっきり読み取れないのは不便です。
ということで、第一話で検体になった650に今度は献体になってもらおうかと。
見たところ液晶のサイズは同じようだし、置き換えたら大丈夫じゃないかな。
ということで、まずはトップカバーを外す。こちらを参考にしました。
・トップカバーの外し方
http://www.est.hi-ho.ne.jp/suikodow/repair/eos630.htm
文字情報ばかりだが、分かりやすいです。

で、液晶にたどりつく。
650の場合は、金色の金具2個で固定している。外し方は、正面側の金具はネジ2本で固定されているので、それを外し、さらに背面側の金具を少し開くと液晶が外れる。
同じようにRTも液晶にたどりつくが、650とはちょっと違う(あとでよく考えると、けっこう大きい違いのようであるが、未検証)。
RTの場合は、固定金具は1個で、ここのネジ2箇所を外すとすぐに液晶が外れる。
ここに650の液晶を移植する(というか載せて固定するだけ)。
通電すると、液晶表示がうつしだされる。良さそうなので、カバーをはめて元通りにする。

テストとしてシャッターを切りながら液晶表示を見ていると、文字がかすれているところがある。変ですな。
さらにいえば、バッテリーがからという表示が出る。新RTでは満タンですが。
ついでに言えば、交換前は問題なかった(と思う)ファインダー内の表示も薄くなっている。つまりバッテリーがあがってきたのか?
ということで、新品のバッテリーと交換したが症状は改善せず。

ここで、改めて考える。
EOS600シリーズは、650→620→630→RTと進んできた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A4%E3%83%8E%E3%83%B3_EOS_650
よく読むと、650から620に変わるとき「世界初の有機EL照明付き液晶パネル」を搭載したとの記載あり。
http://shimanami.yu-nagi.com/slrcamera/slrcamera/eos620.htm
「イルミネーション液晶の装備」とも書いてある。
ということは液晶の種類(もしくはその周辺)が違うのではないか。
となると620か630を再度調達してテストしなければならない。もっとも今は捨て値で売っているのですぐ入手できると思うけど。

ただし、これで直らなければ、回路自体の故障ということになり、もうお手上げになるでしょう。
さて、正月休みも終わってしまったので、いつやろうか。
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EOS-RTの修理 第一話

第一話
昨年末に渋谷のキタムラで中古のEOS-RTを入手した。
すでに年季物のEOS-RTを持っているが(キヤノンにてシャッター修理済み)、液晶部分の下1/3が真っ黒になってしまったのでサブが欲しい。
キタムラのRTは美品だが例によってシャッターにはダンパーゴムの油がべったりついていた。
見たところ、ほぼデッドストック品のままで、たまたま少し使ったら油がついてしまいジャンク品となったようにも思えるくらいきれいである。
ショーケースから出してもらってしばらく手にとって悩んでいたら、お店の方が若干値引きしてくれて、ありがたく購入した。

家に持ち帰り各部点検。シャッター以外問題なさそう。ということでさっそくシャッター清掃を実施。
ただしEOS-RTの場合、マウント(正面)側からは掃除できないので、紙にベンジンを浸してシャッター羽根の隙間に差し込んで掃除してみた。荒っぽいが仕方がない。
ところで、ダンパーゴムが無くなったということはどういうことを意味するか。シャッターが開いたときの羽根のショックを受け止めるものがないということで、いずれ羽根が壊れる可能性がある(がそれほどシャッターを切らないほうなので大丈夫だとも思うが)。これはやはり気になる。
調べると、ダンパーを自分で再装着する人もいるらしい。ちなみに業者でやっている人はいまはあまりいないようで(ほとんどの人がデジタルに移行したからだろう)、さらにいえばRTはキヤノン以外はやらなかったらしい。これはペリクルミラーが固定されているので作業しにくいからだろう。まして、修理代を払うのは懐の都合でとても厳しい。

となれば代用品を考える。自分で再装着する人は、そうとうの部分まで分解して行っているが、これは自分の技量を考えると無理。半田ゴテの扱いもうまくないし。
となると、あるところに記述されていた方法を試してみることにする。まあ人柱のようなもんです。
これは、シャッターユニットの隙間から、ダンパーゴムの代用品を押し込むという方法で、本来ならゴムがいいのだろうが、サランラップ的なもので試してみた。サランラップならうちに200m分くらいはあるはずなので、試し放題である。
とはいえいきなり実機に作業するのは無謀なので、以前入手したEOS-650に検体になっていただく。

まずは650のシャッターの動きを観察する。シャッターが開いているときは、下の部分に収まるらしい。これはシャッターに紙を挟んでシャッターを切ったときに分かった(良い子の皆さんはする勿れ)。こうするとまず羽根が外れますww、そのかわりシャッターがどのように動いているか分かります。とりあえずカメラに謝りながら、羽根を指で押し込んで復帰(「原状」ではないけど)。
ということは、下の部分の隙間にショック緩衝材を押し込めばよい。
で、まず650で、テキトウに実験する。幅10mmくらいに切ったラップを何度も畳んである程度の厚みを出す(これは目分量)。それをシャッターが閉じた状態で、ダンパーゴムのあったあたり(左下隅)に押し込む。最初は畳み方が少なくてすぐに外れてしまった。
厚みを増やして再度トライ。今度はいいようです。シャッターを切ってもとくに異音無し。バルブ~1/2000までなんどもシャッターを切ってみたが大丈夫であった。

今度はRTに試してみる。緩衝材は650に試したものがちょうど良いようなので隙間から紙を挟んで無理やり取り出した。
これを慎重に隙間から差し込む。まずはピンセットで差し入れ、そのあとは固めの紙で少しずつ押していく。止まったという手ごたえがあり、そこで止める。
おそるおそるシャッターを切ると、とりあえず動いているようです。
しかしバルブにしてみると、シャッターの一番上の羽根が下に隠れきっていない。頭のなかが真っ白になる。どうやら押し込みが足りなくて一番上の羽根が引っかかるらしいと思い、すこしずつ緩衝材を押し込む。再度テスト。今度はいいようです。

そのまま、再度バルブ~1/2000までなんどもシャッターを切ってみたが、いまのところ羽根が引っかかったりはしない。

この修理(破壊?)にどのくらい意味があるか分からないが、とりあえず心は落ち着いた。
でも真似はしないほうがいいと思います。大事なカメラを壊す可能性が高いです。

これでシャッター問題は自分なりに解決?したこととする。
となると次は漏電問題への対応もしておきたい。もっともこの個体は液晶パネルに問題なさそうではあるが、こればっかりは外観からは分からないので処置しておこう。

以前、一度やったことがあるが、すっかり忘れたのでまずは先人の足跡をたどる。やはり何事にも先達はあらまほしきことではある。
参考にしたのは、以下です。ありがたいことです。
http://ameblo.jp/caveman0712/entry-10272024301.html
書いてあるとおりに行えば、無事終了します。全面的にお世話になりました。

以上で新規購入EOS-RTへの作業は終了とする。

第二話もありますが、また今度。
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