eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

日々のよしなきことどもをつづります。 クリックすると写真が大きくなります。

2013-10

Lou Reedが亡くなった。

Lou Reed ルー・リードが亡くなった。
71歳、肝臓障害だったという。
昔JAMという音楽雑誌(シンコーミュージック)があって、そのインタビュー記事のルー・リードは蕎麦粉のパンケーキにサワークリーム、そのうえにキャビアをのせたのをツマミに、ウオツカを飲んでいた。白いおクスリの歌(Heroin)もあるくらいなので、肝臓には相当な負担がかかっていたのだろうか。

ルー・リードには熱狂的なファンがおられて、俺はそれほどでもなかったはずであるが、なぜか2000年と2003年のライブを見ている。
2000年は、「Ecstasy」発売直後で、たまたまこのCDを聴いたら、どうしても生で見たくなった。たしか渋谷公会堂で見た記憶がある。大変にすばらしいライブだった。あまりに良すぎて記憶を確かめるためにあまり買わないbootlegも買ったな。http://dangerbird.tripod.com/reed/Albumlist/liveinjp.htm
次の2003年のライブは、ドラムレスでその代わりといってはなんだが、カンフーマスター?がステージで踊っていた。演奏、曲目ともに良かったのだが、カンフーマスターに注意をそがれることがあった。それでもライブの後半では演奏とカンフーダンス?が一体化してなるほどと思った。

ルー・リードの偉大さ、とくにロックンロールに芸術としての詩を持ち込んだことについてはいろいろな人が語るだろうから、ここでは語らないし、そんなに英語が分かるわけでもないので、そもそも語れない。
でも、音の世界は言語はあまり関係ないので語れるだろう。
彼のギターの音は、唯一無二の世界を持っていて、Neil Youngと同じレベルの独自性を持っている。指先の技量で勝る人はいくらでもいるが、あの音は独自のものである。
俺に言わせれば、エレクトリック・ギターに生音はありえるのか、ということを誠実に考えていたのではないかと思う。エレクトリック・ギターはほとんどの場合、生音を加工(歪ませる、トーンを変える、リバーブ等)して発音している(発音の使い方がおかしいか?)。
よく「エレキはギターアンプまでが楽器」といわれるが、アンプによって歪ませたギター音こそがエレキの音だとしたら、ギター自体は単なる発振機だろうか。つまり、ある波形・振動を出す機能があれば、音色がどうでも別にかまわないのではないかという発想にたどり着く。
たしかDEVOの使っていたギターは、ネックとその幅だけのボディのギターだった。
http://myrareguitars.com/the-devo-guitar-guideの1枚目中央、2枚目左側のベース。
DEVOはインテリのコンセプトバンドだったから、いろいろ考えがあったのだろう。
※似て非なるものに、スタインバーガーのヘッドレスギターがあるが、あれは音響的に良く出来ているそうなので、ちょっと違う。

一方で、エレキの本来の音を追求したと思われるのが、デビュー時のGang Of Four。そしてギター・オーケストラのGlenn brancaグレンブランカではないかと思っている。




どちらも、アンプにギターを直で挿したような音だが、しかし実際にそうしてもこういう音は出ない。ラフなようでよく選択された音だと思う。
ルー・リードのギター音に対する(異常な)こだわりは、「Metal Machine Music」でよく分かる。


しかし、それ以上に普通の曲のギターの音が実に良い。
歪み系では、


シンプルな音では、



ところで、Gang of FourのCDを買ったら、おまけにライブ演奏がついていて、ルー・リードの「Sweet Jane」をやっていた。




ここでお話がつながりました。

今日は、「Ecstasy」のオーストラリア版・versionを聴いています。これはおまけに1997年のロンドンでのライブが入っていて名曲ぞろい。ギターは歪まない音で、このころはやっていたアンプラグド的雰囲気がある(実際はつないでいるけど)。

下の曲にあるように、こよなく愛したdirty boulevard=New Yorkからfly awayしたのであるが、それにしても71歳は若かった。メタリカとの共演版を聴いていないので、というのはメタリカはヘビメタなので敬遠していたので、食わず嫌いせずに聴いてみようと思う。
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新宿、渋谷

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RIMG0306.jpg 新宿


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RIMG0152.jpg 渋谷

夏から秋にかけて

早稲田~神楽坂~飯田橋~神保町~新宿~大塚

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猫とか馬とか鳥とか

20131027a01.jpg 中野

20131027a02.jpg 相馬

20131027a03.jpg 相馬

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20131027a05.jpg 飯田橋

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20131027a07.jpg 早稲田

日本人は血液の代わりに醤油が流れているそうだが

日本人は血液の代わりに醤油が流れているそうだが(今思いついた)、たしかにそうかもしれない。
油揚げの味噌汁と、冷奴に醤油をかけて食べると、材料はほとんど豆であるが、その豆のエキスをさらに凝縮したものが醤油だから、日本人の血が赤いのはヘモグロビンによるのではなく、醤油が赤いからそうなのだろう、ナンツッテナ。
ところで、郷里の味噌屋さんの醤油が全国醤油品評会で最高賞を取ったそうです。
うちでも使っている山形屋の醤油。実家に帰るたびに買って東京に戻る。
うれしいかぎりです。

以下引用
http://www.minpo.jp/news/detail/2013100211258
福島民報 2013/10/02 08:51

 山形屋商店が最高賞 全国醤油品評会表彰式
 
 相馬市中村字上町の山形屋商店のこいくちしょうゆ「ヤマブン本醸造特選醤油(しょうゆ)」が全国醤油品評会で最高賞の農林水産大臣賞を受賞した。「醤油の日の集い」が東京都内で1日、開かれ、席上、表彰式が行われた。
 品評会は日本醤油協会の主催で41回目。山形屋商店は農水大臣賞4点の一つに輝いた。全国から263点が出品され、こいくちは最多の180点の応募があった。本県製造業者の大臣賞受賞は平成18年以来、7年ぶりで3社目。
 ヤマブン本醸造特選醤油は同店の定番商品で1リットル入りが378円(消費税込み)、1・8リットル入りが630円(同)。風評で県内産出荷量が減少する中、県醤油醸造協同組合の勉強会などを通し、業界一丸となって製品の品質向上を図ってきたという。渡辺和夫代表社員(42)は「今後も県内の業者が切磋琢磨(せっさたくま)し、安全でより良い醤油造りを皆で進めていきたい」と語った。
 県内では林合名会社(会津若松市)のこいくち「イゲタ特級しょうゆ」、フクイチ(福島市)のこいくち「六条院」が優秀賞を受賞した。

小泉元総理の脱原発発言で、週刊新潮大逆上、もしくは敵の敵は見方かw

昨日の朝刊の週刊新潮の広告を見て驚いた。右端の一番目立つ部分に、

「安倍総理」に嫉妬で「脱原発」大宣伝! 「非正規雇用」と「格差」と「シャッター商店街」を生んだ元凶!
日本を暗い国にした「小泉純一郎」元総理
http://www.shinchosha.co.jp/magazines/nakaduri/index_shukan.html
と書いてあった。

どうもここのところ注目されている小泉元総理の脱原発発言に新潮側が切れてしまったようだ。

この人について以前書いたことがあるが、小泉純一郎氏は、もともとそれほどポリシーもなさそうだし、現役時代には原発推進しているような人ではあるが、機を見るには敏な人らしい。究極の風見鶏とも言うべきか。
改めてみると、けっこう触れてました。
05/09/12 選挙結果
06/01/10 チップス先生さようなら 
06/01/23 コニミノや 嗚呼コニミノや コニミノや
06/02/08 中井久夫 「関与と観察」
06/09/27 小泉さんについて
08/06/11 小泉さんは、本当にガンバッタナ
09/01/14 潮目が変わった?
11/05/31 一瞬の青空
12/12/20 民主党と排除の構造

今回も持ち前の勘で、世間の風向きと原発自体の将来性のなさにいまさらながら気付いて発言しているのだろう。そういえば、小泉改革のマイナス面が注目されてきたころ、そうそうに政治家を引退したあたり、やはり勘のいい人ではある。
小泉氏に対する評価は上記URLにいろいろ書いているが、簡単にまとめると、けっきょく、この人のこれまでの言動はとても支持できるものではない。
しかし「敵の敵は味方」とも言う。
週刊新潮は、常軌を逸したような勢いで原発支持をしているが、それについてはとくに「御用学者と呼ばれて」という記事を中心に書いてきた。
また、週刊新潮は、わりとヒステリックなところがあるようで、橋下知事についての記事もいただけないものだった。

今回の記事では、いまさらながら小泉改革の暗黒面をあげつらっているが、今頃何言ってるかという程度のもの。どうせなら書くなら、小泉氏が現役のときか、せめて第一次安倍政権のころにいわないと意味がないだろう。
むしろ最近まで小泉氏に対しては揶揄はあっても、これほどの激烈な記事はなかった。このへんがヒステリックと思う所以である。
※小泉氏に対する記事の変遷について、人気のあったころから逐一調べれば面白そうだが、なにぶんにも時間がない。まあ皮肉めかして結局支持するという新潮文体だったような記憶もある。
また、脱原発の発言は講演会のときになされたそうで、氏の講演料が高いことをあげつらっているが、日立など原発会社がからむ講演会での発言であったことを考えると、金目当ての発言でもなさそうである。

さて「敵の敵は味方」ともいうが、小泉氏の発言はどう考えるべきか。
先に書いたように、政治家としてはあまり信用できる人ではないと思うが、鄧小平曰く「白い猫でも黒い猫でも、ネズミをとるのは良い猫だ」。なので、社会的にインパクトの強い人の発言で、少しでも良いように動くなら、それでも良いのではないかとも思う。思い返せば不良債権問題のときの蛮勇はやはり大したもので、この人以前には出来なかったことをやり遂げている。その蛮勇が脱原発に向かえば心強くはある。

それにしても、元首相の脱原発発言は、週刊新潮にとってそんなにインパクトがあったのだろうか、ちょっと不思議でもある。だって、もう引退した政治家でもあり派閥といえるほどのものもないではないか。週刊新潮は、いったい何を浮き足立っておるのか、よく分からない。なんか痛い腹でもさぐられてしまったか。
ちなみに週刊文春も同種のネタで書いているようだが、もっと控えめでした。

【追記】
その翌週の週刊文春で、小泉元総理の秘書官だった飯島秘書官による「小泉純一郎 原発ゼロ宣言にもの申す」という記事が出ていた。http://shukan.bunshun.jp/articles/-/3231

内容はこちらも同工異曲で、政権内部にいた人らしいなるほどと思わせる部分もあったが、結局この記事についても、「言葉では、物理反応は止められない」ということに尽きる。例えば、放射性廃棄物についても、政治の力で解決できる(大意)と書いているが、沖縄に基地を押し付けるがごとく、田舎に原発を押し付けるがごとく、中間貯蔵施設(=人間が管理できる範囲・時間/スパンでの最終処分場)を僻地につくって、そこに放射性廃棄物を押し込むだけであって、押し込んだとしても発熱し続けるし、放射線を出し続ける。政治という人事では、半減期という物理現象は短縮できない。
この方は剛腕だそうだが、剛腕が通じるのは人間にたいしてだけです。やっぱり始まってしまった物理現象・反応は終息するのに所定の物理的時間がかかる。その時間が長すぎるのが問題であるわけで、そのへんからもっとまじめに考えてもらいたい。

東電はもともとそういう会社

相変わらず、福島第一原発の汚水漏洩問題が続いている。
今回は、高濃度汚染水を別のタンクに移そうとしたら溢れちゃったよ、ゴメンゴメンというお粗末。
.<福島第1原発>港湾外に汚染水流出「タンクに入れ過ぎた」
※詳細は文末に引用

普通の人の感覚では、何でこんなにバカげたことばかり続くのかと思うが、しかしもともとその程度の会社だった。
事故当時の清水正孝元社長は無能でけっきょく当事者にすらなりえない人物で(慶應同期の方に聞いたが、東電社長のタマではなかったとのこと。事故直後に体調不良で入院)、勝俣恒久元会長の傀儡であった。ちなみ清水元社長の妻の父親がなんと勝俣会長で、清水婿社長としては言う事聞くしかなかったのだろう。
福島に住む叔母の話では、その勝俣氏が社長だったころ(2002-2008)、福島県のローカルテレビ局では、よく当時の佐藤栄佐久県知事(1988-2006)に陳謝する場面が写されていたそうだ。
陳謝の理由は、原発の管理運営に関する不祥事で、東京では報道されていなかったが、地元では日常的に起こっていたという。

「ハインリッヒの法則」というものがあって、概略を述べると、
米国保険会社に勤務していたH.W.ハインリッヒ氏は、約5000件の労働災害事故を分析して、「1:29:300の法則」を導き出した。300の小さなミスを見逃し、さらに29の中位のミスを見逃すと、1つの大きなミスが生じる。
「1回の重症災害は海面上の氷山の一角であって、海面下に多数(29回)の軽症災害とさらに一段と多数(300回)の無傷害事故が潜んでいる」
wikipedia「ハインリッヒの法則」
http://www.class.co.jp/column/20050304.html

その伝でいえば、東電の福島原発はちょくちょく小さな事故や問題を起こしていて(それで県知事に陳謝)、けっきょくそれらが改善されないために大事故が起こったともいえる。
天変地異だから仕方がないという考えもあるだろうが、宮城県の女川原発は間一髪で大事故に至らなかったし(津波の高さは同程度)、福島第2原発(第一原発のすぐそば)も水素爆発やメルトダウンは起こしていないので、天変地異は言い訳に出来ないであろう。
http://www.mobara.jp/nisimori/newpage87.index.html

理工系の人に聞くと、しばらく前から原子力工学に進む人は少なくなっていて、現時点ですでに優秀な人材は多くないという。優秀であれば安全で社会的評価も高く、報酬の良い仕事もたくさんあるし、もし本人が原子力関連を希望しても親が引き止めることが多いからだという。そのせいか、大学も原子力工学という名称ではないものに変更している。

また、現場作業員も暴力団が絡んでいる(昔から原発ジプシーと暴力団は関係している)ためか、非熟練者が多く、上に述べたように指揮系統はレベルが高くはなく、当事者意識も希薄。頼みの綱は、使命感を持っている地元出身の作業員しかいないが、熱心に作業すればするほど被爆限度を超え、作業できなくなるという矛盾。

安部首相は第一次安倍内閣の年金問題のときに「年内に解決する」と大見得切ってしまい、しかしまだ解決していない。
東電に事故処理を任せる段階はだいぶ前に過ぎている。国家事業として取り組まないと状況の現状維持さえ難しいと思われるが、オリンピック招致のために「福一原発はコントロールされている」とタンカきるだけじゃ現状は変わらないよ。

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