北口裕康訳「ソクラテスの弁明 関西弁版」(PARCO出版 2009)
以下、簡単に箇条書きで。
・「弁明」よりは「クリトン」のほうが、関西弁訳が効果的。もともとクリトンは人情話的な側面があるように思っているので、それにもあてはまる。義理(=義と理、つまりロゴス的なもの)と人情(親子の情、友情)の板挟みというやつ。
・クリトンの「法律君」は、あまり無理がなく良いと思う。ちなみに田中美知太郎先生の場合、「国法が、国家共同体(ポリス)とともにやってきて」と訳しているが、「法律君」のほうが違和感が少ない。
・翻訳ではなく、もっと自由に換骨奪胎するような意訳でも良かったかと思う。
・「弁明」よりは「クリトン」のほうが、関西弁訳が効果的。もともとクリトンは人情話的な側面があるように思っているので、それにもあてはまる。義理(=義と理、つまりロゴス的なもの)と人情(親子の情、友情)の板挟みというやつ。
・クリトンの「法律君」は、あまり無理がなく良いと思う。ちなみに田中美知太郎先生の場合、「国法が、国家共同体(ポリス)とともにやってきて」と訳しているが、「法律君」のほうが違和感が少ない。
・翻訳ではなく、もっと自由に換骨奪胎するような意訳でも良かったかと思う。
