eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

日々のよしなきことどもをつづります。 クリックすると写真が大きくなります。

2009-06

突然段ボールをサマノニに送り出す会

突然段ボールをフジロックフェスに送り出す会(仮称)の名称を上記のように変更しますた。

ここをぽちっとすればいいようです。
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忘れがたき学び舎2

以前「忘れがたき学び舎」という文章を書いたことがあった。


今回、京都教育大(そんなのあったの?)で、体育学科系のコンパの際に、女性をひどく苦しめる事件が起きたそうだ。
それだけではなく、デマを流して、被害者を貶め、容疑者を組織的にかばう行動があるらしい。

こういうことやると、学校全体の価値・評価が下がるのだが、馬鹿だからわからないのだろう。
犯人を明確にし、その者たちは、その集団の中ではあくまでも異質な者であることを「明示」しなければ、言い換えれば、犯人をかばうような行動をすれば、その集団全体が犯人と同質であると判断されるのが世の中である。

だからいまだに、山形県新庄市といえば「マット事件」という言葉が浮かんでくる。新庄市の明倫中学以外の学校はいい迷惑だろうが、伝え聞く裁判の様子を見ると、やはり「マット市」と言われ続けるだろうと思った。
※もちろん、出身者にあった時には、そうは言わないが、心の中でそのように呟く。神戸市の滝川高校出身の若い方に会った時、心の中で「君はまさかいじめに加担してなかったよね」と思ったのは事実である。

京都教育大学はこのままでは汚名をあびたままとなり、優秀な学生は受験しなくなり、志望者の質も低下して、卒業生は就職もできず、最後には大学自体存続も危うくなるだろう。
はやく、被害者に謝り、加担した者(2次的に加担した者も含む)に厳正な処分をするべきである。
とくに2次的に加担した者たちは、この事件自体の意味づけを変えたり、風化させたりしたいように見受けられるが、その行動自体が、外部からは異常に見える。
はやくしないと、2次的加担者も学校と一緒に沈没するだろうが、それがわからないから愚かな行動をとるのだろうな。
将来、自分の出身校を口にするたびに、身のすくむ思いをすることになるだろうが、それは自分たちで選んだ道でもある。

6/24追記
この学校、オワッタナ。

11/3さらに追記
この大学、問題を起こした男子学生たちを、まだ退学にしていないそうで、驚いた。来年、国立大学を受験する方は、このことをよく考えたほうがいいと思う。

Short trip to 佐倉

先日、佐倉の川村美術館へ、マーク・ロスコを見に行ってきた。
そのときのお話をてきとうに書いていきます。

6月11日(木)は会期最終日ということで、9:30の開館時間と同時に入館すべく、そのためには、美術館の送迎バスに乗らねばならず(京成佐倉駅前8:50)、家を出たのは7時前であった。

けっこう遠いところなので、費用と時間を勘案して、東京メトロ東西線快速・津田沼行(7:59船橋着)の電車に乗ったのだが、西船橋を出てから途中で止まったり徐行運転をしたりで、隣駅の船橋についたのは、予定を過ぎて8:05ごろであった。
Yahooの路線案内では、JR船橋駅から京成船橋駅まで徒歩3分。よって、7:59分に電車を降りれば、8:05の京成本線快速・京成成田行に乗れるはずであったが、やはり間に合わず。最近、朝の電車で乗り換え等していなかったので、時刻表通りに走らないことを失念していた。おれの浮世離れも本格化してきたかな。
で、とりあえず京成線の各停に乗って、途中で特急にのりかえ、京成佐倉に8:40ごろ到着。無事、送迎バスに乗れたのだった。
ちなみに都内は雨、千葉県も雨でした。

バスに揺られること30分。田んぼと畑のなかに森が見え、そのなかに川村美術館があった。10分ほど待って、さっそく入館。1500円というのは高いのか安いのか、それはこれから決まるわけで。

じつは、ロスコの絵は以前から知っていたが、よくあるモダンアートということで気にとめてもいなかった。しかし、ある時、今道友信先生が「ロスコの絵をじっと見ていると、奥のほうから光がわき出てくる」と話されたのが記憶に残っていたことと、写真家の六田知弘さんが、川村美術館の展示をほめていたこと、また、NHKの美術番組で紹介されていた時、なにやら感ずるものがあったので、来てみることにしたのだ。薄給の吾輩にとっては、ここまで来て、何も得るところがないと、けっこうダメージ、でかいっす。それもあるので、できるだけ交通費をかけぬように知恵を絞ったわけで、延々電車話を最初に書いたりした。


さて、目玉のロスコ展は2階であった。
まずはいると、「赤の中の黒」。最初に黒いぼんやりした矩形に目をとられていると、下のほうから、なんだか赤い色が浸食してくる。よくよく見ると、黒の矩形の下に、実は地色とほとんど見分けがつかないほどの赤い矩形があったのに気付いた。大きさは黒の矩形と同じほど。なぜかは分からぬが、はっと驚き、つばを飲み込んだ。しかし、この黒い矩形、じつは蠢いているんじゃないですかね。そういうふうにみえました。

で、書簡や小品(でかいけど)の展示の後、目玉である「シーグラム壁画」という作品群の展示室に行った。
足を踏み入れると、異界が広がっていた。はいってすぐの左側の壁面①(長方形の短い辺)には4点(だったかな)、正面②(長方形の長い辺)には5点、奥の右側③には細長い作品が2点、正面の反対側④には、大きい作品が2点あったと思う。
各壁面の作品を見たが、③と④は手ごわかった。③の細長い作品2点は、川の流れと山脈のようにも見えるし、どこかの土地を上から眺めた地図のようにも見える。なにぶん、暗い色でまとめてあるので、光が立ち現われたりするようなことはなく、なにやらが息づいているような、ある種の気配だけが感じられた。また、④は私にはちょうど③「陽」の陰画のようにも見え、ただただ、塗り込められた闇色に圧倒され、どう受け止めていいのか、どうしようもなかった。「玄妙」という言葉を思い出したが、それで何かの説明になるというものでもない。
椅子に座ったり、作品に近づいたり、離れてみたりしているうちに、あっというまに1時間くらい経っていた。
最終的には、①は聖人群像、②は陰陽の世界でいえば「陽」を表す。反対側にある④は「陰」。③は自然界を表しているように思えてきたが、もちろんこれは勝手な感想である。

壁面にロスコの言葉が書いてあった。
 If people want to sacred experiences, they will find them here.
 If they want profane experiences, they will find them too, I take no sides.
 (人々が聖なる体験を求めに来たのなら、ここにある。
 また俗なる体験を求めに来たのなら、それもここにある。
 私自身はどちらでもよい。)
 ※訳はうろ覚えです。sacredとprofaneが対立していますな。

なので、私も私なりに感じたことを言葉にしてみた。無理に意味づけをしているとも思うのだが、そうしないと心の落ち着きどころがないので。

それにしても、この絵に囲まれて食事はできないと思うので、フォーシーズンズのレストランの話をキャンセルにしたのは、どちらにとっても良かったと思う。

シーグラム壁画で、じんわりと疲れたなと思ったら、まだ作品があったので、ちょっと驚いた。そのなかで、下がグレーで上が黒の作品は、宇宙船からみた地球のようであった。
その反対側にある作品では、枠の中でなんか動いていたな。人の顔とか、険しい山とか。若きインディアンが、自分のvisionを得るため過酷な旅に出た(ビジョン・クエスト)、というvisonを、この絵から受けた。

さらに、その奥の黒い画面の作品群は、マレーヴィッチの「黒の上の黒」を思い出したが、暗い画面の中に、あきらかにもう一つの黒い矩形が息づいていた。でも、このへんで息切れしたので、展示室を後にした。

ところで、ロスコは1903年、ロシア生まれである。1913年、10歳のときには渡米していたそうだが、20代のころは、ちょうどロシアフォルマリズム運動が絶頂を迎えていた頃である。ロスコは、影響を受けたのだろうか。

後は常設展示のルノアールやレンブラントやらを見たのだが、ずいぶんとわかりやすくてほっとしたのも事実。しかし、横山大観の屏風絵の、海と空の境目が判然としないような部分を見ると、なにやらロスコに通ずる危うさを感じたな、と。

あとは、バスに乗って駅まで戻りました。美術館のレストランはちょっとexpensiveだったので、西船橋で駅ソバを食べました。ちょっと贅沢してかき揚そばにしたら、ちょっと辛めのおつゆと、そばのゆで具合が良くて、うれしくなりましたとさ。

それにしてもいずれ図録を入手したいものよのぅ。

時事画報社が倒産したってか

実を申さば、学校出たてのころ、この会社にお世話になったのだ。吉田元さんもここで知ったのだ。
吉田元さんのこと
吉田元さんのこと 2 
吉田元さんの経歴について 
吉田元さんのこと 3 


写真を撮影したり、写真について考えるようになったのも、ここで仕事をしたのがきっかけだった。
そのころは永田町のTBRビルで、国会議事堂が目の前に見えたっけな。ヒルトンホテルの残骸やら、ホテルニュージャパンの跡地もまだ残っていた記憶がある。

最後の理事長は村岡さんとのこと。かつては「Pacific Friends」という対外広報誌の編集長をなさっていたと思う。落ち着いた、感じのよい方だった記憶がある。

それにしても、「あそこだけはつぶれない」と思い込んでいただけに、驚きも大きい。なんか、びっくりしすぎて他のことが手につかない。
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