eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

日々のよしなきことどもをつづります。 クリックすると写真が大きくなります。

2008-11

木村敏「臨床哲学の知」

うーん、不明を恥じるとはこのことか。
先日初めて木村敏の本を読んだ。最近出たらしい「臨床哲学の知」(洋泉社)。
ゾーエーとビオスの話など、なるほどと思わされた。日ごろ思っていたことと重なる部分が多く、読んでみて本当に良かった。
見れば、中井久夫先生の知人とあるではないか。

これから何冊か読み進めたいと思います。
とりあえず、ボーナス出たら、中井先生の新刊と一緒に買って手元に置きたいと思います。

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CITIバンク賛江

しばらく前のことだが、手元にちょっとしたお金が出来たので、海外旅行に行くときに便利かと思い、新宿のCITIバンクに行って、新規口座を作るための資料をもらおうと思った。

ところが、俺の風体で判断したのか(といっても普通のかっこだったと思うが)、文字通りけんもほろろのご対応であった。結局、資料も言わないともらえず、たいへんにかんじの悪い銀行であった。

で、いまは倒産の危機にあるらしい。


左様ですか、と思いますた。

森永卓郎氏

朝刊の出版広告欄に森永卓郎氏がコラムを書いていた。
いつもの調子の文章であったが、「団塊の世代=バブルで踊った人」と書いていた。これは私も同意見で、これとかこれとかで書いています(笑。

奈良旅行

先だって、奈良、京都をまわってきました。
どちらかというと、奈良に重きをおいていたかな。

先年、奈良に行ったときは、興福寺、東大寺周辺をまわりましたので、今回は斑鳩、法隆寺に行ってみました。

まずは、法隆寺へ。
南大門の前に立つ。奥には五重塔と金堂が見える。門をくぐると、両脇の塀がゆかしいかんじ。
中門に至り、左右の力士像にのけぞる。はじめてまじまじと見る、柱のエンタシス。門の奥に金堂と五重塔、その奥に大講堂が見える。門の前を左に曲がり、すなわち門内に入る。
まずは五重塔へ。4面の窓からのぞくと、それぞれ彫像あり。ひとつは涅槃図であることは分かった。あとはガイドブックを見た。金堂ものぞいたが、工事中とのことで詳細はよく分からず。

大講堂に入る。本来金堂にあるべき止利仏師による釈迦三尊像は、こちらに移動していた。まずは手を合わせ、そのあとによく見る。なにやら不可思議な表情、風情。人知を超えているというべきか。そのせいか、なんだか感情移入しにくいともかんじた。つまり長く見つめ続けられなかった。自分の準備が出来ていない。修行不足なり。

外に出て、中門を通り過ぎ、大宝蔵院に入る。夢違観音像、玉虫厨子、百済観音、百万塔等見るべきもの多し。玉虫厨子は、自分でも絵の意味が分かったのでうれしく思った。しかし「捨身飼虎」というテーマは、崇高な内容ではあるが、あまり好きではない。同様の仏教説話である、兎がわが身を焼いて、食物となる話も好きではない。
百済観音は、想像以上の大きさに驚いた。人間離れしたプロポーション。しかし、独特の存在感、特異さに気が引かれて、しっかりと向き合うことができないように思った。これまた修行不足なり。

歩みを進め、夢殿に至る。まことに幸運なことに、秘仏である救世観音像が公開されていた。といっても、格子から薄暗い堂内を見つめるうちに、姿が仄見えるというというものであったが、闇を凝視するうちに、なにやら、救世観音に近づけたような気持ちになった。

そのまま進むと、中宮寺についた。なるほど、隣り合っていたか。
中宮寺は、コンクリート製の建物なれど、水の上に浮かぶ風情で好ましく思った。靴を脱ぎ、本堂内に入る。すぐ目の前に弥勒菩薩半跏像がおられた。やわらかい微笑み。いつまでも見つめていられる。今の気持ちでは、いちばん自分の心によりそってくれる仏様であった。

その後、法輪寺、法起寺わきの畑の道を通り抜けた。途中、道端でやたらと柿を売っていたので、一袋かってみる。200円也。子規の気分をなぞってみた。他にイチジクも多く実っていた。

そのあと、夕暮れを待って奈良国立博物館に入る。第60回正倉院展を見るため。白瑠璃碗、平螺鈿背八角鏡を見て大満足。子供は「椰子の実」を見て喜んでいた。

その後、京都に戻り、一泊した。

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今日の一言

馬車というのがあって、牛車というものもある。
しかし、犬ぞりはあっても「猫橇」はない。
そのかわり、「ねこぐるま」というものがある。

ただし横車とは関係ない。

おすすめの絵本

むしろ大人が読むと、泣けます。

ささきまき「やっぱりおおかみ」
最後になんだか勇気がわくんだな。やっぱり泣いてばかりいても仕方がない。

加古里子「ゆきのひ」
この方、福井出身だったのか。雪の日のかんじがよくわかる。最後のところ、仕事とか家族とか世の中のこととか考えさせる。

ドナルド・ホール&バーバラ・クーニー「にぐるまひいて」
アメリカというのは、こうやって豊かになっていったんだな。また、ここに戻ればいいのだ。

気が向いたら、また続ける。

福田さん再登板をきぼんぬ

※「第2次福田内閣をきぼんぬ」を改題。第○次内閣というのは、内閣改造をやったときにもつかうのでした。

なんだかんだいっても、福田康夫さん、いいことやっていたように思う。
せっかく麻生さんに譲ったのに、そのチャンスをうまく活かしきれていないようですな。

ということなら、福田さん、再登板はどうでしょう。
で、副首相が小沢さんだったりしてw。

【08/11/17追記】
と、先日書いたが、なんだかいろいろ問題が出てきましたな。冗談から真が出たような感じですが、ほんとに福田さん再登板があってもいいかもしれぬ。
勝海舟が好きだそうだから、乱世向きなんではないか?

ユージン・スミス「楽園への歩み」(テレビ東京「美の巨人たち」)

先週、テレビ東京「美の巨人たち」という番組で、ユージン・スミスの「楽園への歩み」についてとりあげていた。悪くない番組であり、水俣についても触れていたが、大事なことが抜けていたな。
それは、1972年にユージン・スミスが水俣病患者を取材中、暴漢に襲われて重症を負った(それが彼の死につながったともいう)ことである。別にこの暴漢はチッソに雇われていたなどという気はないが、彼の写真を快く思わない者の筆頭といえば、おのずとそう考えても不思議ではない。
テレビ東京は、日経新聞の手のものだから(「持分法適用関連会社」とのことwikipedieaより)、チッソについては語れなかったのだろうな。チッソは液晶関係では国策企業といってもいいくらいの大事な会社らしい。昔からチッソ自体が、そういう扱いであったのだが。

しかし、それならば、そもそもユージン・スミスを取り上げるべきではない。
もっと無理せず、日経夕刊の最終面に載るような、あたりさわりのない美術の話題でも取り上げたらよかろう(俺もあの手の記事は好きだし)。
「企業人が趣味的に好む美術の話題」程度にしたらいかがか。

※関連情報
Taurosのインターネット案内-18
真偽はご自分でご判断ください。
雅子さんの祖父はチッソの社長であったが、水俣病とは直接関係ないというふうに聞いていたのだが…。
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