eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

日々のよしなきことどもをつづります。 クリックすると写真が大きくなります。

2004-12

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とりとめもなく

いい天気です。

昨日、ちょっと面白くないことがあって、深夜ひとりでウィスキーを飲んだ。
※このウィスキーはもらい物で、料理用に使っている(後述)。

量はコップに1センチくらい。
ストレートで飲んだが、のどが焼けるので、それと寒いので、お湯割りにして飲んだ。
しかし、途中で飲みきれなくなった。
今朝は、うっすらと頭が痛い。

昔は毎夜といっていいほど飲み歩いていたものだが、数年前に飲まないようにしてからはいつもこんな調子。
ちょっともの悲しくもある。


ところで、昨日池袋で、気になる古本屋を見つけた。
荷風に対するこだわりがあるようで、他にも、趣味性の高い本が多いように思えた。
http://www.kosho.ne.jp/~ouraiza/
お店の人もなんか楽しそうにやってたな。
正午 浅草
午後より池袋を散策す。古書肆あり、云々。などと書きたくなるが、文体模写は難しいのでここで終わり。

※ところで、ウイスキーは豚を料理するときに使うと、くさみがとんでおいしくなります。
NHKの料理番組で覚えました。
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今日はちょこっと…のはずが、長くなりつつ

昨日、家族で「くりみ割り人形」を見て、その後、ひとりで「ヴォルフガング・ティルマンス展」を見に行った。http://www.operacity.jp/ag/exh55/index.html
↑しかし、topページがうるさいな。

言いたいことがいろいろあるが、ごく簡単に。
「写真が撮りたいの?それとも現代美術がやりたいの?」
写真自体は好きなのも多いけど。
見に来ている人も若い人が多かったな。


ティルマンスについて補足1

彼の写真はけっこう前から知ってたかも。「i-D」日本版(ぜんぜん売れなかったらしい)というのが出ていた時期と重なるか?
昔、http://www.proa.org/exhibicion/moda/salas/wolfgang_tillmans.html の写真を見て印象に残っていた。

彼の発言を見ると、「自分が愛するものを撮影する」といってるようなかんじ。それは自分の身のまわりの世界が対象であって、それほど社会理念に傾くことはないようにも思える(政治的プロパガンダの写真ばかりではないという意味 1/18補足)。そうゆうところはわりと好きだ。カラバッジョのカードのある窓辺の写真は自分の家に置きたいくらいだ。
で、その愛する対象の、はかない一瞬を撮影しているように見える。その一瞬は、「永遠の一瞬」をとらえたい(永遠の相のもとにとらえる)というよりは、一瞬だけですぐに消え去るものを重視しているように思う。そこがセンチメンタルといえばいえる。例えば、白い家の後ろの虹の写真。インク流し?の写真。その一瞬しかないもの。
ゴミ袋のねずみの写真もけっこう古いと思うが、なぜかエルスケンを思い出した。エルスケンもパリに出てきたばかりのころに、そんな写真を撮っていた記憶がある。エルスケンもセンチだが、その質が違うように思う。なんでだろうか、いまエルスケンの写真が手元にないのでここのところは書けない。
でも、エルスケンのイメージはこれなのだ。http://www2.memenet.or.jp/~ken/top_page/cameraman.html
2眼レフの自写像。なんだか胸が締付けられるようだ。かっこええのぅ。

話がずれた。
しかし、ティルマンス自身はそれでいいと思う。なにしろ自腹切って見に行くくらいで、嫌いではないのは確か(というか好きか)。

で、見に来ている人なのだが、ひょっとしてオマイラ「おしゃれな写真」を見に来てるわけはあるまいな。というか、写真よりも「おしゃれ」というところのほうが大事という奴らではあるまいか?本来的には消費の対象じゃないものを、また消費してしまうんだろう。もしくはまねして粗悪なコピーを濫造するとか。
俺はティルマンス本人は憎からず思っているが、正直言ってファンが気に入らねぇ。お前らまさか村上春樹とかあの類の愚書読でんじゃねーだろな(興奮して失礼)。

というわけで、好きな人は見に行くのがよろしいと思います。

気が向けば、補足2も書きます。これは落ち着いて書くので、ある種の作品(作家?)論になるかも。

40歳

 先日、40歳となりました。感慨無量というほどでもなく。
で、仕事のお休みをもらって、東京名所めぐり(by遠藤賢司)をしてきました。

 まず、江戸東京博物館の水木しげる展(http://www.asahi.com/event/mizuki/)へ。
うーん。これはすごいというかなんというか。出来るだけ行ったほうがいいと思います。冒頭の「人生絵巻」でかなり満足するが、そのあとも見るべきものが多い。

 ところで、水木しげるは紙芝居~貸し本作家時代はたいそう貧乏で、少年マガジンからの依頼が来て以来、金運が好転したのは知っている人は知っていることですが、その依頼が来る前に、自分の家に向かって小判が空を飛んでいくのを幻視?したそうです。水木氏からは貧乏神が去ったが、そのときに人からお金を吸い上げる術を身につけたのではないか? というのも、魅力的なグッズがたくさんあって、ついつい7000円も買い物してしまった。俺はあんまりお金がないのに、こんなに吸い上げるなんて、ひどすぎる。水木先生もすでに妖怪の域に達しておられるなぁ。でも、どうやって年を越そうか。
 ちなみにお気に入りのグッズは「人生絵巻(縮小版)」(4000円くらい)です。

 そのあと、浅草に足を向け、神谷バーのビール付きランチ(900円)で、ささやかにお祝い。浅草寺にお参り。奮発してお賽銭は500円。鬼海先生はいなかった。早田カメラのウインドウをじっくり見たけど、買い物はしない(出来ない)。先日VITO Bを買ったばかりだし。

 その後、茅場町に向かって、中平卓馬展。横浜で見ていたので、今回はそれほどのショックはなかった。けれど、たまたまあった金村修のワークショップのチラシに中平氏についてのいい言葉があった。以下、無断で引用「(前略)モノをモノとして撮ること、それはモノから意味や機能を奪い、モノをモノとしてこれ以上越えられない最後の状態にまでひきずり込む。モノは人間の命名行為や想像力からかけ離れた世界に存在する。近年の中平卓馬のようなカタログ的にモノを列挙していく撮影行為は写真の表象不能性への直面であり写真を〈写されたモノ〉と〈実在のモノ〉との隣接点/限界点を見い出そうという姿勢である。私達は写真を表象の可能ではなく表象の限界、何一つ言葉を発せられないような状態にまで追い込んでいかなければならない。中平卓馬のように常に写真とモノの限界/境界を維持しながらその隣接面、最後の状態で撮り続けなければならないだろう。」

 私が中平氏の写真を見て受ける衝撃は、前後の脈絡なく(=関係性を無視して)、モノそのものが放り出されているように見えるからだ。中平氏の場合、倒れて以来、コンテキストや関係性自体がないも同然になってしまい、モノをとらえる感覚だけが、意識に邪魔されずに撮影に直結しているように思える。
 そして、金村氏の立場は「モノそのもの」は存在するという立場なのだろう。しかし私自身は、「モノそのものは存在せず、ただ関係性の中に漂っているのを写し撮れるだけ」という考えに傾きつつある。モノそのものを追求すると、プラトンのイデア論にたどり着く。しかし私は、「色即是空、空即是色」なのかもしれない。つまり色=現象であり実体(モノそのもの)はない(=空)。しかし虚無だけがあるのではなく、関係性のなかに現れるものがあるという立場だ。どちらが正しいというものでもないのだが。

 家に帰ると、妻の作ったチーズケーキがありまして、子どもと3人で食べましたとさ。

木村伊兵衛展

 先週末、木村伊兵衛展(竹橋・近代美術館)と、フィレンツェ展(上野・都美術館)へ家族で行ってきました。
途中で子どもが寝てしまって、おんぶしながら見ていたので、自分の具合が悪くなってしまった。

 ところで、木村伊兵衛展ですが、昔から隅田川あたりをスナップした写真が好きだったので、それが何点か見られたから良かったな。好きなのは、杭の上の白鷺?、隅田川花火大会(物干し台の向こうに見える)、チンドン屋、紙芝居とか。
 それと歌手のダミアの横顔(図録の表紙になっていた)の写真は、これまで知らなかったのだが、強く印象に残った。

 それとフィレンツェ展は、私が心酔している先生の関連もあり、それにともなう事前の勉強もありで、混んでいたけれども楽しめた。神曲の光景とフレンツェを背景にしたダンテ像を見られただけでも十分な収穫だったな。
 開催期日ももうすぐ終わりなので、暇のある方はぜひ行ってみてください。

OECD学習到達度調査、日本の子どもはバカになったのか?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041208-00000000-mai-sociとか
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041208-00000014-nnp-kyuとかみると、日本の15歳の子の学習到達度が低下しているらしい。

 それはそうだろうな。子どもは親の鏡。大人のレベルが落ちているのに子どもだけバカにならないわけはない。これは教育問題というよりも社会問題の範疇のはず。文部大臣のコメントよりも、むしろ小泉さんのコメントが出るべきものだろう。しかし小泉氏の虚言というか妄言を聞くかぎり期待薄だ。
 この項、まだまとまらないので、また書き続けるつもりです。

以下蛇足。
http://www.pisa.oecd.org/dataoecd/1/63/34002454.pdf このリストの上位の国々は、いわゆる小国が多いように思う。香港(国ではないか)、フィンランド、韓国、オランダ等々。国が小さいので、教育レベルを上げていくしか生き残る道がないということだろうか。日本は国連の常任理事国入りを目指すとかいっているが、これこそ身の程知らずということではないのか。いい気になっていると足元すくわれるのではないかと心配だ。

 「木々 故郷1」(Rolleiflex 2.8D)

《コメント》
いい写真ですね。フィルムはなんでしょう?
こういう調査は評価するのが簡単ではないと思います。この調査の元サイトでレポートが全文ダウンロードできるので(400ページもあったorz)とりあえずサンプリングのとこだけ斜め読みしましたが、当然ながら統一した方式をとったみたいです・・・。ただ、イギリスでさえ厳密に言えばその基準を満たしていないようでした。もちろんそれが結論に与える影響は少ないのかもしれませんが、こういう調査結果にあんまり踊らされないようにしないとなあと思いました。それに平均だけ見てもわかんないんですよね何が問題かって・・・分布の全体見ないと・・上位はいいけど下位が悪いとかが部分的に結果に出てるみたいですし・・・とコメントしてみるテスト。ではノシ
Posted by 名無しさん at 12/10 01:04

《コメント》
フィルムは富士のリアラを使いました。

主題の件ですが、調査内容もさることながら、子どもの教育問題としてのみ取り上げられているのがおかしいのではないか、ということが言いたかったわけです。
小泉氏も「米百俵」を言うなら、真剣に教育について考えてもらいたいが、言葉を粗末に扱うところを見ると、ちょっと難しいか?。
Posted by うなぎ犬 at 12/10 10:13

《コメント》
こういう調査は評価するのが簡単ではないと思います。この調査の元サイトでレポートが全文ダウンロードできるので(400ページもあったorz)とりあえずサンプリングのとこだけ斜め読みしましたが、当然ながら統一した方式をとったみたいです・・・。ただ、イギリスでさえ厳密に言えばその基準を満たしていないようでした。もちろんそれが結論に与える影響は少ないのかもしれませんが、こういう調査結果にあんまり踊らされないようにしないとなあと思いました。それに平均だけ見てもわかんないんですよね何が問題かって・・・分布の全体見ないと・・上位はいいけど下位が悪いとかが部分的に結果に出てるみたいですし・・・とコメントしてみるテスト。ではノシ
Posted by 名無しさん at 12/10 01:04

《コメント》
主題の件ですが、調査内容もさることながら、子どもの教育問題としてのみ取り上げられているのがおかしいのではないか、ということが言いたかったわけです。
小泉氏も「米百俵」を言うなら、真剣に教育について考えてもらいたいが、言葉を粗末に扱うところを見ると、ちょっと難しいか?。
Posted by うなぎ犬 at 12/10

ELVIS COSTELLO & The Imposters

昨日、新宿厚生年金会館でエルビス・コステロ(ELVIS COSTELLO & The Imposters)を見てきました。バンドはアトラクションズのベースを交代しただけ。演目はけっこう昔の曲をやってたな。
中学生のころ、コステロの「This year’s model」を買って以来だから、もう25年くらいの付き合いになるが、よく聴いたのは最初の3枚くらいだったな。あとはバカラックとの共作もよく聴いた。だから、知らない曲もけっこうあるのだけれど、なんだかすごく楽しめた。変なこと言ってるのかもしれないがロックンロールというのは、やっぱり美しいもんだね。

東京では来週もう一度公演があるから行ってみるといいかも。ちなみに2階席はガラ空きでした。

今は写真を中心に考えることが多いが、一人でやっているせいか、なんだか頭でっかちというか、がらにもなく論理性とか整合性のようなものを求めてしまうことがある。でも音楽を聴いているときは、そうではない瑞々しさが体中にみなぎる感じがする。
家に帰ったら、なんだか愚曲をひとつ作ってしまった。

好きな町並みがなくなっていく。

 このところ忙しい日が続き、あまり町を歩いていなかったので気付かなかったことがある。
 どうやら最近は、一種の建築ブームなのだろうか。自分が仕事でときおり行き来する雑司が谷近辺では、この間まであったちょっと古い家が更地にされ売りに出されているところが目に付く。
 また、都電沿いの沿線の両脇の家がすっかりなくなり、なにかの工事(地下鉄?)をしている。都電の窓から見る古い家々は風情があったのだが、すでになくなっていた。
 鬼子母神の踏み切りにある焼き鳥屋も風前の灯だ。早めに撮影しに行かなくては。

 それと関係があるのかどうか分からないが、自分の好きだった木がどんどん切り倒されたり、枝をほとんど切られたりしている。都電雑司が谷駅の脇の大柳が好きだったのだが。

※写真は後日再アップ予定。
「木々 池袋」(Rolleiflex 2.8D)

「赤い花」のシリーズは前回で終わり。というかスキャンしたデータが手元にない。これからは「木々」という連作で。
 この写真に写っているところもだいぶ変わってしまった。今残っているのは、中央に写っている木だけになってしまった。

魚曼大`堂の読み方(過去分)


「魚曼大`堂」の読み方ですが、やはり「まんけんどう」でしょうか。
「うなぎ犬」という名前を残しつつ、筒井康隆の「笑犬楼」も意識して、なおかつ青木正児先生にならって「守拙廬」というのも真似したいところですが、なかなか難しいので、こんなふうにしてみました。ちょっとひねりすぎか?

ところで、通勤路の途中に神田川の水神社があるのですが、そこの鳥居が壊れているのを見て驚きました。どうやら、大銀杏の枝が、12月5日の強風で折れ、それが鳥居にあたって横の部分が折れたらしい。なんともはや。
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