eeldogの鰻犬堂日乗(mankendo diary)

日々のよしなきことどもをつづります。 クリックすると写真が大きくなります。

2017-08

突然段ボール「ありきたりの進歩」リリースパーティー

というわけで、渋谷のライブハウスに行ってきました。今回もやっぱり道に迷ったw

最初の前座はskillkillsというバンドで、ドラム中心、ベースはダブっぽい。なんとなく初期のPILを思い出した。へんなブレイクと変拍子で、上手いバンドだけど、やたらと混沌としていて、なんとなくうたごころ(求めてないような気もするが)がないような気がした。お好きな方はいいんでないでしょうか。演奏が短くてよかった。耳が疲れる。
次は、石川浩司(パスカルズ、exたま)で、一目見るだけで、すぐあの人と分る。なんか手ぶらでステージに上がって、突段の蔦木俊二(GOJIO)さんのギターを手にとっておもむろに歌いだした。
歌いだしたとたん、別の世界が広がった。好きかといわれると微妙と答えるが、すごい音楽だと思う。「Only You」は普通に良い曲で、ちょっと泣けます。ちなみにチューニングは最初から最後までちょっと狂ってたけど気にしない様子だった。

いよいよ突然段ボールの出番。曲は「ありきたりの進歩」全曲だが、CDとはかなり曲順が違っていたように思う。セットリストは例によってよく覚えていない。誰か教えてください。
まずは「冒険王」から。音が出ると、skillkillsみたいな音圧感はなく、シンプルですっきりしている。ドラム(お父さんがGOJIOと同い年とのこと)はちょっと音量小さいかな(演奏するうちにのってきたのかちょうどよくなった)。松浦さんのGはいい音。ちょっとだったら掘られてもいいような気がした(嘘)。GOJIOは後の曲でエフェクターのバッテリー切れで電池交換していた。準備があまり良くないぞよ。Gの音はいつも通りかな。お二人ともアンプがローランドのジャズコーラスで、俺好みの音である。たしか80年代以降のキング・クリムゾンとかポリスも使っていた気がする。あのコーラスのかかり具合が、ギターの音を引き立たせるのです。80年代後半のギターバンドの音を思い出す(雰囲気はだいぶ違うけどthe FIXXとかね)。あのアンプ、歪ませた音もいいし、生っぽい音もいい。
ベースはいつも通りで、ドラムとのマッチングが良い。後半はドラムとベースが消えた(意識されなくなった)が、これはバンドの一体感があるとそうなるわけで、それそれのパートは聞き分けられるけど、それはあまり意味がなくて、全体として一つのバンドの音になっているところに意味がある状態。けっこう誉めています。
キーボードとコーラス(というかサイドのボーカルですな)は、このバンドにぴったりはまってる。「D」の曲だとまた違うかもしれないが、今回の曲調ではこれしかないというかんじ。
で、後半、ゲストでMAYAさんという方と、石川さんが入ってきた。MAYAさんは「らりーん、りらーん」のフレーズを作ったそうで、そこだけ見れば天才かもしれん。石川さんは「終電車」でボーカル、あと「病の底」とか何曲かでパーカッションとコーラスとみょうなダンスをやってました。
今回聞いていると、曲によっては、昔ENOがソロアルバムでバカっぽいような不思議なロックロールやってたような頃の趣があったりして、でもそれだけじゃない。「月は△」等ふつうにヒットしてもいような気がするが、気のせいか、たんなる贔屓しすぎか。
で、今回のライブも、CDの原曲にわりと忠実にやっていたわけだが、それだけじゃない瞬間があった。原発の話題にふれた後、イントロにちょっとインプロ的演奏が入った瞬間があって、それからの曲は、なんか凄味があるように感じた。
原曲通りにやるのもいいけど、ときどきインプロの暗黒面を噴出させると、楽曲のポップさが余計引き立つようにも思う。インプロ地獄と、楽曲としての演奏は切り分けているのかもしれないが。

アンコールは2回。最初は新曲2曲で、1曲目は「ありきたりの進歩」の延長上。もう1曲は311にレコーディング(リハーサルだったか)していたという曲で、ちょっとフォークロック?のようなかんじも一部あるが、これまでなかったような曲で新鮮だった。発売が待ち遠しい。
最後は「ホワイトマン」だったが、ベースがビールを飲みに行っていたので松浦さんがベースを弾いた。ベースがリードする曲なので、いい感じになっていますた。でもCANを越えたというのは言い過ぎというか方向が違うと思った。
ちなみにGOJIOは、演奏しているときは神々しいくらいだが(照明の関係か?)、しゃべると俗人ぽいのでMCは最小限にしたほうがいいと思う。

というわけで、今回も大満足のライブでした。それと同時に、やはり前回の吉祥寺ディスク・ユニオンの小じんまりした独特な空間での演奏も良いようにも思った。ライブハウスもいいのだけれど、それ以外に本屋とかギャラリーとか、いろんなところでライブをやったらどうだろうか。楽しくなると思うのだが。
さて、11月12日に深谷ロックフェスがあるのだが、深谷に行きたしと思へども、深谷はあまりにも遠し。せめてあたらしきCD(「ありきたり」のデモCD)を聞きて、気ままなる妄想にふけらん。
行ける人は行ってください。http://twinavi.jp/event/detail/2987
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吉祥寺ディスクユニオン 突然段ボール ライブ

昨日は、吉祥寺ディスクユニオンで突然段ボールのライブを見てきた。
無料ライブですが、整理券と特典CD-Rが欲しくて手持ち以外に1枚買ったので、入場料代わりにはなったかな。

さて、セットリストはこのへんの曲をやったと思うが記憶が曖昧。曲順もあやしい。Love Songもやったような気もするけど、忘れてしまった。他にも抜けがあると思う。Hey!と終電車はやらなかったな。ちょっと残念。
 冒険王
 アサガオちゃん
 一端の人間になりたい
 アレコレソレ
 月は△
 らりーん・りらーん
 ブロイラー
 ワーム

21時スタートということだったが、もうひとつLOVE ME TENDERというバンドが出て、はじまったのは22時くらいだったかな。
観客は、50人くらいいたかな。もっと来ればいいのに。勿体ないことだと思う。
さて、やっぱりライブのほうが良くて、演奏はまとまり出てきて、CDよりも一体感がある。なんか今の状態のバンドで録音したほうが良いんではないかとも思う。
CDではベースラインがちょっとアレすぎるかんじがしたが、ライブで見るとしっくりきていた。
キーボードと女性のボーカルは、今回のCDではラブソングが何曲も入っているのもあって、ぴったりはまっていた。そのへんがポップさにもつながっていて良いです。
PAは小規模だったせいか、というかG2本とBは、アンプから直接音を出して、キーボードとボーカルは、ミキサーを通してモニタースピーカー的なものから音を出していたせいか、ボーカルがちょっと小さかった。ドラムは生音だったが、これももうちょっと音量ほしかったな。松浦さんは最初アンプからGの音が出なかったように見えて、エフェクターを1個抜いたりしていた記憶がある。そのせいか、最初は松浦さんのGの音が小さかった、けっこう好きなのにw。

なんか、突然段ボールは思っている以上にライブ向きのバンドで、なんでこの音を出しているのに、こんな立場(失礼w)なのかよく分らん。ルックスのせいでしょうか(これまた失礼w)。でも、こういう音をこのクオリティで出しているバンドは、他にない。音楽が好きなら見にいったほうがいいよ。11月4日のレコ発ライブは行くつもり。他の日は仕事とかあったりして、ちょっと行けなさそうだが、行ける人は行ったほうが良い。
http://totsuzendanball.com/live/
でも対バンあると、つまらなくてイライラするかもしれん。

あとお願いとしては「月は△」、イントロのギターのリフ、二人でやっていてかっこよすぎる(松浦さんがトリルをやってGOJIOがカッティングする)のであるが、ボーカルのパートでは、ちょっと違うかんじのリフになっている(GOJIOがコード弾きになっていて、イントロのG2本のリフとはちょっと違う)。松浦さんは大変かもしれませんが、一人でも最後まであのリフで行ってほしい。

というわけで大満足でした。
来なかった奴はバカかもしれんね。

吉祥寺のディスクユニオンで、またしても「ありきたりの進歩」をご購入。

「10/9(日)ディスクユニオン吉祥寺店presents!!【突然段ボール × LOVE ME TENDER】店内LIVE開催決定!!」http://blog-kichijyouji.diskunion.net/Entry/3714/という記事を見て、入場整理券がほしくなったのだが、そのためだけにもう1枚CD買うのは、厳しいっす。
とか思ってたら、ここで買うと、おまけでDEMO-CDRがつくというので、ついついもう1枚買ってしまった。
1枚余ったがどうしよう。音楽好きの人にあげようかと思う。

ちなみにライブの入場整理券の番号は66番でした。
満員で見られなくなるかもしれない?から、ファンの人は、俺のようにもう1枚買うことをお勧めする(w。

突然段ボール新譜「ありきたりの進歩」

なんか、知らぬ間に突然出ていたので、あせってタワーレコードに買いに行きました。あと1枚しかなかったな。追加注文かけるんでしょうか。

今回のCD、まだ聞きこんでいないけど、今回はラブソングがありますな。音の感触は、よりギターバンドらしくなっている。「D」のときのmixとは違うが、ガチャガチャしたかんじが曲調にあっているようなきもする。

曲自体は、わりといろいろ展開する傾向が強くて、もっとシンプルでもいいような気がする。そんなに1曲に要素を詰め込まなくてもいいよというか。でも、みょ~にポップなかんじでもある。12曲目「月は△」では、歌詞にCDタイトルと同じ「ありきたりの進歩」という言葉が出てくるくらいで、肝の曲だと思うけど、けっこうノリノリの一見普通で、ちょっと聞くとやっぱり変という独特の世界が広がっています。「D」もそうだったけど後半のほうが好みかもしれない。

今回なかなか聞きこめないのは、歌詞カードのデザインというか、色指定が字の読みにくいものになっていて、最近老眼になってきた俺にはなかなか詩を読みとるのが難しいのです。
それとジャケット画は根元敬画伯、でもそんなにグロくない。頭が深谷ネギの段ボール箱の男がギターを弾いている絵が笑わせてくれる。なんかリーダーに生き写しとも言える。

10月9日(日)に吉祥寺のディスクユニオンでライブがあるけど、ユニオンでCD買ったら招待券もらえたらしい。池袋でCD買ってちょっと早まったか(w。どっちにしろ行くけど。http://blog-kichijyouji.diskunion.net/Entry/3714/

で、11月4日(金)突然段ボール/ありきたりの進歩 CD発売記念ライブ
at 渋谷O-nest http://shibuya-o.com/nest/2011/09 とのこと。これも行く。
http://totsuzendanball.com/live/

ファンでなくてもCD買ってください。

突然段ボール 「魂の一人旅」

CD-R盤ができたということなので、申し込んでみた。

まず、届いた封筒を見る。蔦木さんの直筆らしい宛名書き。切り取ってCDケースの中にしまいました。ありがたや。
ジャケットを見ると、予想以上にしっかり出来ていて驚いた。というか普通に商業ベースレベル。二つ折りで歌詞付き。もっと手作り風のものかと思っていたが、これで元が取れるのかな。計算してみると単価1200円×200枚=240,000円だが、これから制作費、発送代、その他の経費を抜くといくらも残らんのじゃなかろうか。心配です。

※以下の文章、じつは旧曲のセルフカバーだったのを知らずに書いてしまったので、申し訳ないです。知っていたのは「ホワイトマン」だけでした。そのへんをふまえて、よろしかったらお読みください。
1.ぺったら・ぺたらこ・ぺったっこ
これ、けっこう名曲。水木先生のマンガに、こういう歌詞をを歌うバンドが出てくるはずだが、こんなに元気がよいイメージではなかったな。かっこいい曲です。「ぺったら、ぺたらこ、ぺったっこ」の部分を知らないうちに口ずさんでいる。おそろしや。
よくをいえば、ドラムは人間のほうがより良いような気がする(これは他の曲にも言える)。ベースはエレキベースで、ブチブチ弾いてもらいたいかんじ。そしたら曲調のタイトさとマッチする。
ライブで合唱したい曲です。

2.ジェリー・ビーンズの言い分
これはライブでインプロのベースになるような曲。ギター二本の絡みと、ドラムの掛け合いで見てみたい。
CD版では、リフを弾くギターよりも、インプロしているギターの音が大きいほうがうれしい。そっちのほうが魅力的なんだし。

3.ホワイトマン
あまり説明しなくてもよい曲だと思うけど、これもライブで見たいですな。何回か見てるけど、なんだか盛り上がるんだよな。
間奏部の上昇パターンが、テレビジョンのマーキームーンを思い出させるが、たぶん気のせいだろう(笑。
一緒にギターを弾きながら聞いております。

4.無人島
これは、来るべきフルアルバムへの収録が確定しました(と私は思います)。どっちかというと後半に入れたほうが良いかなと思う。
スピード感と哀愁がある。
ギターの音をもっと大きく、よく聞こえるように。他の曲もそうだが、ギターの音が他の音に埋もれているような気がする。

5.Hey!
これもフルアルバム収録確定かな。
ギターをもっとよく聞こえるように。
もっとHey!と言う部分を増やしてほしい。

歌詞は、いつもどおりでちょっと悲しい、でも大人が読むのに値する、大人の言葉だと思う。ただ、お一人で作る部分が多いのか、孤独の影が濃いような印象。

で、リミックスversionは面白いけど、ちょっとおまけのような気もする。ざっくりと印象のみ書いてみます。

6はなんとなくダブの雰囲気がある。ということであれば、もっとベース(エレベで)を強調するといい。LKJバンドのデニス・ボーヴェルのようなベース希望。
7はリズムトラックの遊びという狙いはいいような気がするけど、もっといろいろなドラムのパターンが出てきたほうが面白いような。どうせ機械なんだし、いろいろやらせればよい。
8はディスコ版ホワイトマン。おしゃれなクラブでこれがかかるのを見てみたい。一種の悪夢かも(誉めてます)。アンビエントな間奏で遠く~にイキそうになるけど、ボーカルの生々しさで目が覚める。
9はバッキングがキーボードになっただけというか、テクノ風の伴奏にしただけのような。元の曲が、ギターっぽい曲に思えるので、むりにリミックスしなくてもいいような。
10は、なんか後期のCANみたいだな。最近のダモ鈴木というか。これでドラムが生で、長さも10分くらいやると最高なんだが。ベースはいいかんじ。ギターソロはエフェクトかけないで、もっとはっきり聞かせてほしかった。最後のほうの、あーあー言ってるところから延々ギターソロを入れて、後5分やればかっこいい。これは気に入りました。

とにかく、ファンなら買っておいたほうがいいよ。それと音楽をちゃんと聞いている人も。
まだ、若干残っているらしいので、こちらからどうぞ。

突然段ボールLIVE!

というわけで、「抑止音力」再発ライブを見に渋谷に行ってきました。
前回もそうだったが、ライブハウスの入り口が見つけづらい。

まず前座、「久土'N'茶谷」、なんと読むのやら。ドラムはかなりうまい。ギターは、パワーもあっていいけど、なんかよくわからない。アコースティック系のレッド・ツェッペリンのようなギターだったりもするが、ブレイクの多い曲だったりすると、曲そのものにまとまりがなかったような気もする。ようは、うたごころが感じられないというか。でも、最後の曲はよかった。曲名はわからんが、8ビートの淡々としたリズムから盛り上がってくるという記憶があります。で、エレアコの低音弦?をベースアンプにつないでいて、トリオでやっているようだったな。

次は、「Shampoo」ですが、お好きな人にはいいでしょう。赤いES335(それともグレッチ?)、黒のバインディングつきでかっこよかった。それと、バイオリンの弓でノイズを出すところはよかったです。

次は、湯浅学とうなぎ犬のTシャツを着た男が出てきて、下らぬ話を長々とやっていたな。早く演奏すればいいのにと思いながら我慢していた。あの二人は死ねばいいのにと思ったが、湯浅はGで弾き語りをしたので、よかった、ゆるす。「安住の地」いい曲だよね。俺も家で一人で弾き語りしている。
ところで、湯浅学は、バンドの音よりも「抑止音力」のようなユニット的?なほうが魅力的だというようなことをいっていたが、そりゃちがうだろな(抑止音力のあとに出たCDのほうがバンドでやってるせいか人気があるけど、そうは思わない、というようなことを言ってたわけ)。亡くなった親方には悪いのかもしれないが、今のほうがいい。なぜなら昔の音なら、俺はCD買おうとは思わないし、ライブに行こうとは思わないから。

やっと、バンドが登場。ドラムセットが2台あるので、ツインドラムかと思ったが、曲によってエレクトリックドラムと、生ドラム(へんな言葉だが)を使い分けていた、ドラマーは男性に代わっていた。ギターはいつもの2人。ベースは以前と同じみたい。木琴+コーラスの女性。狭いステージがさらに狭くなっていた。
さて、音だが、CDとはぜんぜん違う「バンド」の音になっていた。一体感があって、ドライブ感がある。CDでは吐き出された感情であって、あまり「歌」というかんじではなかったが、今回はなぜかうたごころを感じた。
またCDではGが遠く~のほうでなっているのだが、今回は「D」の延長線上であり、Gがよく聞こえる。俺はこのバンドの二本のGの絡みが好きだが、今回はそれも聞けた。
※ちなみに「抑止音力」のリミックスをジム・オル-クにやってもらったらどうだろうね。別トラックでドラムが生だったりするとさらによい。どうでしょう、徳間japanさん(笑。
ドラムはかなりいい。ベースと一体になって、それがバンド全体で疾走感をうみだしている。ドラムのパターンは基本的にCDのエレクトリックドラムの打ち込みと同じようであったが、それ以上の躍動感がある。やはり同じフレーズでも人のほうが比べ物にならぬほどよい。木琴は、ソリッドな音のGバンドなので、場違いになるのではないかと思ったが、うまくマッチしていた。それよりも、ボーカルのパートでGOJIOとユニゾンで歌うと非常に強力であった。

なんで、これだけのすばらしい音を出しているのに話題にならぬのか、世の中のipodのなかのゴミ音楽を一瞬にして捨て去って、突段の音と入れ替えるコンピュータウイルスの出現が待たれる(ナンツテ)。
GOJIO氏は、「抑止音力は、亡き兄の怨霊のせいか、曲がなかなか覚えられなくて苦労したが、これで成仏できるだろう(大意)」などといっていた。これって能のようなもんか。成仏できない人の霊を、旅の僧が供養するというのと少し似ている。

演奏曲は、CDの順に演奏していって、最後に「夢の成る丘」をもう1回。2回目の「夢の成る丘」は、後半延々インプロをやっていて、最後のほうでは、なかなか曲に戻れなくなったように見えました(笑。ベースラインがまだ耳に残っています。アンコールは「変なパーマネント」。
俺は、アンコールでは、新しいバンド(リズム隊)での「D」の曲を聴きたかった、どう変わっているかを聴いてみたかったが、それは贅沢かも知れぬ。が、早く聴きたい。
いい演奏だったから、ライブ盤を出すといい。CD-Rでもいいです。よろしくお願いします。
それと、「抑止音力」の曲はもうやらなさそうな感じのことを言っていたが、「夢の成る丘」と「安住の地」は名曲だから、今後のレパートリーに入れてほしい。

それにしても、ロックジャーナリズムというのは馬鹿ばかりだね。突段がフジロックとかに出ないわけがわからない。ロッキン・オンの編集者とか、耳が死んでんのかね。

というわけで、次回のライブの予定はまだたっていないそうだが、深谷だと遠いので、都心近くでのライブ開催をお願いします。

なんかけっこう突然段ボールのことを書いているので、このblogのジャンルに「突然段ボール」を加えました。

突然段ボール「抑止音力」再発

突然段ボールの「抑止音力」が再発されたということで、ディスクユニオンへ買いに行った。
おまけでライブのCD-Rがつくらしい(ユニオンのみ)。

家に帰って聴いてみました。たしかに今聴いても十分通用する音楽。俺の好みとしては、ギターの音はもうちょっとダイレクトなほうがよかった。
そのへんは「D」のほうが好みである。

これからゆっくり聴くけど、「安住の地」は泣けた。これってブルースだな。

突然段ボールをサマノニに送り出す会

突然段ボールをフジロックフェスに送り出す会(仮称)の名称を上記のように変更しますた。

ここをぽちっとすればいいようです。

突然段ボールをフジロックフェスに送り出す会(仮称)w

というのをちょっくら書いてみたが、何をすればいいのやら。

mixiを見てたら、突然段ボールのリーダーがフジロックに出たいとか書いていた。
出たらいいと思うよ。充分な力量があるし、これまでファンでなかった人にも、良さがわかるだろう(と「D」で俄かファンになった者が書いておりますが)。

かつてフェダインをよく聴きに行っていた時、ドラムの大沼さんと、そのうちミュールスのフリージャズフェスに出たらいいんではないか、山下トリオもあそこで大絶賛されたし、などと話したことがあって、数年のちに、それが実現した。そのあとは、渋さ知らズでちょくちょく行ってるようだし。でも大沼さんは渋さはやめたようだな。
さらに蛇足だが、渋さに片山広明が出ているあいだは、どうしても見る気がしない。かつて、エンケンに暴言吐いたと聞いたことがある。なんか、これは渋さ知らズ関係の掲示板で読んだ記憶があるな。

それはさておき、
突然段ボールの場合、生活が苦しそうだから、なんとか今年の夏に間に合わせてやってください。
タイトルにはああ書いたが、あなたまかせのわたくしなのです。

私的ライナーノート 突然段ボール「D」

というわけで、勝手にライナーノートを書くことにした。なんか、リーダーの人のblogを見ると派遣切りにあったらしいので、なんとか応援したいという気持ちがあってのこと。音楽一本でやってくのは大変だろうが、もっとレコードが売れてほしいし、ワンマンでのライブをやる機会も増えてほしいと思って、貧者の一灯のようなもんではあるが、及ばずながら助っ人したいわけ。とはいいながら、まぁ箇条書き程度のもんだが。
これを読んだら、レコード買え→ここでも可 ※アフィとか面倒なんでやらん。

以下、本文

今回のアルバム「D」は、ニューウェーブの香りを残しながら、切れ味のいいソリッドさを持った音楽である、とかいうと、ありきたりだな。

このバンドの音楽には「中景」と「遠景」がある。
「近景」とは、例えば「君と僕」の関係だったりするわけで、つまりは目の前のことだけ。「中景」とは、簡単に言えば「世の中」(社会といってもいい)。「遠景」とは、近景と中景を支える、自然をも含めた環境全体のことである。
「セカイ系」というのが流行ったが、これは近景の後にいきなり遠景が来るので、世の中が見えてこない。だからか、大人からは見るに耐えないものとなってしまう。
しかし、このバンドの音と言葉には、自分という近景をベースに、中景を生きながら、遠景までを視野に入れている。そこが大事だと思う。これは「開発の跡地」「丘の上から」あたりに明確に現れている。

サウンドについて言えば、ミックスに、ジム・オルークを迎えたためか、エレクトリックギターの音そのものが伝わってくる。また、ギター2本によるアンサンブルがよくとらえられている。このへん、ソニック・ユース「ムーレイ・ストリート」あたりの音の感触に通ずるものがある。2本のギターがリズムを刻む音。
ドラムはある種の軽さがあるが、このバンドの中ではタイトな音となっている。
ベースについては、ちょっと変わったベースラインだったりするのでよく分からん。でもギターがノイズになったときでも曲の骨格をしっかりと支えている。このバンドの曲は、不思議なメロディとコード進行の曲があるが、それが崩壊しないのはベースの役割のようです。
で、言いたいのは、ベースとドラムのマッチングがすごく良い。そしてライブで見たとき分かったのだが、あのへんてこギターなのに、一体感があるサウンドになっているのは、このリズム隊だからこそなんだろう。
それとコーラスの「おにんこ」がかわいい。Perfumeより、かわいいんじゃないか。
アートワークも秀逸であり、佐藤修悦氏による黒ガムテープによるレタリングは、段ボールという名称とマッチングがいいような気がする(笑。それとCD盤面のオレンジ色に、うっすらと浮き上がる「D」という文字が、なかなかしゃれている。

というわけで、曲の紹介
1.もう学校には行かない
俺が池袋のタワーレコードで視聴したときに、いっぱつでやられてしまった曲。イントロのギターがかっこいい。1弦と2弦の8フレットと3弦の7フレットを押さえたかんじの9連譜(かな?)と、ひずんだギターのリフのからみが、これから始まる音楽の良さを伝えてくる。
サビの「もう学校には行かない、会社なんか行かない」の部分は、覚えやすいのでつい口ずさんでしまうが、職場や学校では気をつけたほうがいい。
※この部分、CとEmでやってるような気がするが(いま手元にギターがないので、確かめられない)、ここの部分、はねた感じのベースを入れてディスコっぽくもなるような気がするね。それもかっこいいような気がするが、この3行は蛇足の文章なり。

この曲が20年ぶりに、突然段ボールとの再会であったわけ。名曲です。

2.不思議の国の住人
これは、歌詞も面白い。この「不思議の国の住人」とはどんな人が想定されているだろうか。
最初聴いたときには、アウトサイダー・アートの作者たちを思い浮かべたり、昔、町に必ず一人いたような、ちょっと頭があったかい、けど、みんなに愛されていたような人物とかを思い浮かべた。
とはいいながら、よく聴くと、「不思議の国の住人」としていちばんふさわしいのは、じつは突然段ボールなのではないかと思っている。

3.私は決して本気にならない
サウンド、歌詞ともになにやら脱力感のある曲。この曲では、途中で曲がさまざまに展開していくが、それが冗漫にも感ずる。他の曲の場合、冗漫になりすぎないところが、曲調の豊かさにつながっていると思うのだが。
なぜか聴くたびに蛭子能収を思い出すけど、それでいいのか?

4.解けない知恵の輪
イントロのギターのフレーズ、耳に残る。変なリズムの曲だが、不思議とドライブ感がある。これ、子供たちについての曲のようだけど、じつは最後に大人についても歌ってる。先日のレコード発売記念ライブでは、この曲をやった後で、「悔いのない人生を送ってください」っていってたな。

5.Bsus4の子守唄
これ、イントロに入ってる左チャンネルの生ギターと、最後のマウスハープが実はけっこういい。このへん、快調に曲が続いております。このバンド、けっこう子供に対する目配りがあるようなんだよね。これは4曲目の「解けない知恵の輪」にも言えることである。どうしてなのかはよくわからないけど。

ちょっととばして、8曲め。あいだの曲は、また今度書くか。

8.開発の跡地
このアルバムの肝の1曲。8から11まで怒涛の名曲ぞろいである。
日本全国に広がる、疲弊した地方都市を取り上げている曲。これこそが現実である。歌詞は言うことなし。郊外に巨大スーパーができると、これまでの町は死ぬ。そして町の中は「なにもない」状態になる。一方、新しいスーパーは、巨大な駐車場を必ず併設していて、なぜか独特の安普請。鉄骨にパネルを組み合わせた構造体に、多少化粧をした程度。いかにも、いつでも壊せるような建築である。そしてそのスーパーには、欲しいものは「なにもない」。
山を切り開き、川を崩し、旧市街を通らないバイパスによって、町の血液は吸い取られる一方。
歌詞の内容と、曲調が、一体になった名曲。

ところで、ECDのラップ。家人がこれを聴いて「般若心経か」と訊いてきた。当たらずとも遠からず。ある種の祈りと諦観がないまぜになっているということか。

まとめて言えば、この曲は、疲弊する日本という国の縮図であり、それに対する鎮魂の歌でもあるように思っている。
ただ、そこで「だから、もうおしまいだ」ではないところが、突然段ボールのよさではないか。音も力強いしね。

9.シベリアパン
そこで、続くのがこの曲。歌詞にはよく分からないところがあるけど、「暖炉に火をともし続ける意志」、「心のやさしい人のところに行きたい」というフレーズだけで十分。8では「なにもない」と歌うけれども、やっぱり「やさしい人」もいるわけで、世の中捨てたもんじゃないな。というか、そこのところから始めれば良いわけで。
このレコードのなかでは、割とメロディアスな曲でもある。

ところで、トルストイは分かるけどトルストルイ「ク」というのは、聞きなれぬ名前です。なんだろな。「アンドレイ トルストイク」「イワン・ミシュコフ」で検索すると、「犬に育てられた少年」という結果が出る。http://x51.org/x/04/08/0445.php。これを踏まえた歌詞なのかな。

10.丘の上から
これは、「開発の跡地」と一組になったような曲。イントロの2本のギターのからみがハードでかっこいい。
突然段ボールは、はっきりいって見た目も清らかでもなく、音楽もガチャガチャしているのだが、どうしたわけだか、なにか聖性を感ずるところがある。
「国見」という古語があって、意味は以下のとおり。
年頭、または一年の農事の開始に先立ち、その秋の豊穣(ほうじよう)にかかわる呪的景物を見て、豊穣を祝すること。また、その儀礼。花見はその一種。のちには天皇の即位儀礼の一環として、領有する国土の繁栄を予祝する儀礼にも分化した。(三省堂提供「大辞林 第二版」より)

この曲は、落魄した(多神教の)神が、それでも「国見」をしているようにも聴こえてくる、といったら言いすぎか。
間奏部、ベースとドラムがリズムを刻んで、ギターがノイズを出してる部分、それがまたイントロのリフにもどるところ、緊迫感がある。で、最後に2回転調して終わる。とてもいい。

11.オー・イェー
 ここまでくると、ギターはかっこいいし、もう特にいうことない。堂々の横綱相撲といったら言い過ぎか。
♪忘れたい思い出したり、思い出したり忘れたり~♪とか、♪あかりがふるえてー、コントラストが神秘♪とか、♪あとにもさきにも~♪とか、つい口ずさんでしまう。
 最後のファズギター、大団円という趣あり。ライブでは、湯浅学もニコニコしながら、一緒にギター弾いてたのがよかったです(w。

とりあえず今日はここまで。
また気が向いたら書きます。

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